XCキャンプ3日目 全然違うじゃん | 見えない翼

見えない翼

私達は誰もが夢に向って翔る“見えない翼”を持っています。しかし、多くの人々が夢を追う事を諦め、翔る事をいつしか忘れて・・・。
そんな世の中にあって、パラグライダーの世界一へ挑戦し続ける父と重度の障害を持ちながらも懸命に生きようとする息子の奮闘日記です。

<お仕事> 雨 のち 晴れ


早朝に、 “ 激しく ” 雨が降った!?らしい。

これは、チョッと想定外の事。

当然ながら雲底は下がり、サーマルの発生が遅れる。

しかも風の予報は、南西から西。


自分の力でコンディションが読めるようになる必要性を

毎年、川地は説いている。


だから、

XCキャンプに参加している塾生は、

今日の足尾のコンディションが

今後どうなって行くかがイメージできる人が増えてきた。


今日は、XCは愚か、フライトすら厳しい状況だ。

塾生が率先してフライトの可能性が高いエリアへ

移動する事を検討し始めた。


この積極性、気象のデータ収集と解析、

これこそがXCに必要な能力。

成長した姿が嬉しい反面、チョッと寂しい感じがした。


なぜなら、塾として行く事はできない。

(事前にエリアに対して根回しが必要)

川地は行かずに、塾生だけがエリアへ行き、

フリーフライトするという形なら、勿論問題ない。


宿泊施設で、解散という事にした。


飛べるエリアへ移動を開始する者、

NASAへ所用を済ませに行く者、そして、

川地は、PC初心者が購入したばかりのノートPCを

持参してきたので、セッティングをしてあげた。



12時前には、帰途に着いた。

途中、やはりショウの様子がおかしい!?

昼食もろくに食べず、グッタリしてしまった。

帰りの車の中も、ずっと寝っぱなし!!


絶対におかしい。体調が悪いのは明白。

家に着いて、直ぐに体温を測ったら、37.5℃だった。

やっぱり!!(ワイフは熱は無いと断言していたが・・・)


直ぐに、クールダウンを始めた。

解熱剤を飲ませて、『朝までクールマット』を

ベッドに準備して寝せた。


明日は、学校へ行けるかな?