のんびり川地塾1-1 余裕のコンディション | 見えない翼

見えない翼

私達は誰もが夢に向って翔る“見えない翼”を持っています。しかし、多くの人々が夢を追う事を諦め、翔る事をいつしか忘れて・・・。
そんな世の中にあって、パラグライダーの世界一へ挑戦し続ける父と重度の障害を持ちながらも懸命に生きようとする息子の奮闘日記です。

<お仕事> 晴れ

今シーズン初めての、 『 のんびり 』 コースだ。

このコースは、パイロットのためのベーシックを教える。


参加される方々は、どんなにコンディションが良くても、

そわそわする事はなく、常にマイペースである。

ある意味とても安全なのだが、

ある意味とても危険でもある。



最近の朝霧は、コンディションの良いことが多く、

早い時には、朝8時からソアリング可能らしい。


8:30に集合した時に、既に飛んでいる機体が居ても、

のんびりコースのパイロットは決して、慌てる事が無い。


つまり、飛びたい一心で、物を忘たり、

安全点検を忘れたりする事は、極稀なのだ。



ゆっくりと話しをして、ショップを出たのは10時。

朝一番に飛んだ人は、既に2時間も飛んで、

休憩に降りてきたところだった。


のんびりコースが飛び始めたのは、11時頃。

それでも、皆さん2時間~3時間飛べて、

お腹一杯になったようだ。


川地は、飛ばなかった。お陰で、

塾生全員の飛びや癖をしっかりと把握する事ができた。



のんびりコースの塾生は、

1時間以上はなかなか飛ばない方々だ。

大分疲れているようだったので、

午後は話を少しして、塾は早めに終了した。