古武術介護 | 見えない翼

見えない翼

私達は誰もが夢に向って翔る“見えない翼”を持っています。しかし、多くの人々が夢を追う事を諦め、翔る事をいつしか忘れて・・・。
そんな世の中にあって、パラグライダーの世界一へ挑戦し続ける父と重度の障害を持ちながらも懸命に生きようとする息子の奮闘日記です。

<小学校->KS> 晴れ
朝、車椅子の業者が学校に来るので、

ショウの体の採寸をする。この時に、

車椅子のカラーやオプションパーツ等を決める。

仮合わせ、微調整を経て、完成まで約1ヵ月だ。


この後、

古武術介護の研修を受けるため横浜へ行く。
テレビで、小柄な人が自分より遥かに大きい人を
軽々と抱えあげるのを一度は見たことがあるだろう。

古武術に興味が有ったのは確かだが、
日に日に重たくなるショウに、
我々の体が耐えられなくなるのも時間の問題だからだ。


古武術は、
体の関節と筋肉を効率的に使う事を目標にしている。
その動きは、科学的も理にかなっていて、
ロボットの開発にも参考にされているらしい。

研修を受けて、良かったと思う。

また、川地が独自で考えて取り組んでいた事が、

正しかった事も分かった。



また、

私の住まいの近くで、定期的に、

『 古武術介護 塾 』 を開催しているらしい。

今度、申し込んで行ってみようと思う。



今日もショウは、元気で過ごしたようだ。

食事も、やはり80%を食べたようだ。

この調子で行って欲しいものだ。