川地塾九州南地区1-2 理解しているつもり | 見えない翼

見えない翼

私達は誰もが夢に向って翔る“見えない翼”を持っています。しかし、多くの人々が夢を追う事を諦め、翔る事をいつしか忘れて・・・。
そんな世の中にあって、パラグライダーの世界一へ挑戦し続ける父と重度の障害を持ちながらも懸命に生きようとする息子の奮闘日記です。

<お仕事> 晴れ DASH!

朝から良い天気&強風。 (ーー;)

飛べるエリアは、前日飛んだ馬頭だが、

午前は荒れるので、余り良くないとのこと。


新人も多いので、基礎的な話を中心に講義した。


昨日から会話していて、安全意識も高く

コラップス(潰れ)に関する興味も有るようなので、

そのビデオも見せて、アドバイスをした。



テクニック的な話をした時、

2年生~3年生はその話は知っているという表情だった。


しかし、

“ 知っている事 ” と “ 理解している事 ” 、更に

“ 実行している事 ” は、全く別の次元の話である。


試しに、テーマについて

皆の前で2年生~3年生に説明してもらった。

一年生が理解できるように、

なかなか上手く説明できない。


これを切欠に、自分の理解度を知ってほしかったのだ。

多くの人は、私も含め、知識として持っていると

理解していると勘違いをしてしまう。


人に説明できない時に、

初めて理解が不十分である事に気付くのだ。

これは、とても重要な事だ。


スカイスポーツにおいて、

知ってるつもりが、危険な結果を招くからだ。

アクシデントはそういう所に潜んでいる。



午後からは、予報通り、風が強くなり、

とても飛べる状況ではなくなった。

4時頃には、風も収まってくるだろうが、今日は、

日曜日で遠方から参加してくださっている方がいるので、

早めに終わらなければならない。


残念だが、フライトできずに終了した。

ただ、沢山の課題を提示したので、

次回まで取り組んで、報告してくれるだろう。

沢山の悩み、相談を持参してくれる事を

期待することにした。