ショウ様、再来園 | 見えない翼

見えない翼

私達は誰もが夢に向って翔る“見えない翼”を持っています。しかし、多くの人々が夢を追う事を諦め、翔る事をいつしか忘れて・・・。
そんな世の中にあって、パラグライダーの世界一へ挑戦し続ける父と重度の障害を持ちながらも懸命に生きようとする息子の奮闘日記です。

<保育園> くもり

朝から遊んでくれる、祖父母は居ない。

パパは忙しく、バタバタと動き回っている。

マッサージをしていると、

直ぐに玩具のところへ行こうとするが、連れ戻される。

天気と同様、ショウの顔は曇りがち。



一週間ぶりの登園となった。

「ショウ様!」「ショウちゃま?」

女の子達が次々と駆け寄ってきて、パニック状態!?

まるで、ヨン様が再来日した時の空港ロビーのようだ。



ε=ε= ヾ(*~▽~)ノ ヾ(*~▽~)ノ (^ε^)♪   (^^ ;ゞ


「 みんな、押さないで!! 」


「 ショウ様のハンドタオルは何処! 」

「 ショウ様のテーブルを用意して! 」


 (;^_^A (話を聞いちゃいない)



先生に自宅療養中のショウの様子を伝えて、

部屋を後にしたが、その間ずっと泣いていた?

どうやら、置いていかれるのが嫌らしい。


午前中は、ずっと泣いていたらしい。

お昼頃に泣き疲れ?で眠くなって、

少し寝たら機嫌が良くなったらしい。

パパが迎えに行くと、喜んではいたが、怒ってもいた。



帰宅すると、やはり泣きべそをかき始めた。

余りに泣くので、何処か調子が悪いのではないかと心配した。

言葉が話せないというのは、

こういう時に焦燥感となって襲ってくる。


結局、何故泣いているのか?

理由が分からずに、ショウは就寝してしまった。




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