南関東川地塾06-2 白糸エリア対策 | 見えない翼

見えない翼

私達は誰もが夢に向って翔る“見えない翼”を持っています。しかし、多くの人々が夢を追う事を諦め、翔る事をいつしか忘れて・・・。
そんな世の中にあって、パラグライダーの世界一へ挑戦し続ける父と重度の障害を持ちながらも懸命に生きようとする息子の奮闘日記です。

<お仕事> くもり 時々 晴れ

今日は、気圧配置からすると、

猪之頭から毛無山にかけて、雲が溜まりやすく、

天子周辺だけに日射が当たり、

白糸エリアのコンディションが良くなる日だ。

ただ、濃い高層雲が気になる。

(その予感は的中した。)


仮に、コンディションが良くならなくても、

白糸エリア(天子岳周辺)でフライトする事は、

今後のフライトに大きな影響を与えるので重要だ。



猪之頭からテイクオフ(離陸)して、

天子にフライトして来た時に、低くなったとしよう、

白糸エリアで飛んだことがあり、

何度もランディング(着陸)していれば、慌てる事はない。

しかし、降ろした事がなければ、不安が過ぎるだろう。


実は、これがフライトに大きな違いを生む。

前者は、白糸に降す事ができるろという安心感から、

旋回にも余裕が生まれ、コアを捕らえやすくなるので、

復活して帰ることが出来る。


逆に、後者は、逃れたい一身から慌ててしまい、

(溺れる者は藁をも掴む)

旋回がぶれて、コアを外しやすくなり、

より低くなって、結果として降りてしまう事が多い。



白糸は、一日を通して、渋かった。

リッジソアリングは困難を極め、一人平均5本ぐらい飛んだ。

これがまた、テイクオフとランディングのトレーニングに繋がった。


15時頃に遅いお年玉が配られた。

(容易にリッジソアリングが出来るようになった)



長時間飛べたわけではないが、

皆さん充実した良い顔をしていた。

来週のフライトは、大いに期待が持てるので、楽しみだ。