川地塾R task1 29.1km成立 | 見えない翼

見えない翼

私達は誰もが夢に向って翔る“見えない翼”を持っています。しかし、多くの人々が夢を追う事を諦め、翔る事をいつしか忘れて・・・。
そんな世の中にあって、パラグライダーの世界一へ挑戦し続ける父と重度の障害を持ちながらも懸命に生きようとする息子の奮闘日記です。

<お仕事> 晴れ
今日はコンペを目指すためのコース。
Rコースの日だ。


天気図は、引き続き西高東低の冬型気圧配置。
雲底高度も低い(1500m)予報が出ている。
が、見た目にそんなに悪いように思えない。


年末に同じような状況で、超渋かった事があったので、
タスク設定を変更する方向で話し合った。
私も含め全員がトラウマになってしまい
どうやら判断が慎重になっている様だ。



そして、いよいよレーススタート!!

予報に反して、西富士1800m。
毛無山2200m(タスクには使用せず)まで上がった。
予想よりも稜線上の西風が弱く、危険は感じなかった。


万一の事を考えれば、
タスクを沖に設定したのは正解だったと思う。
約半数のパイロットがゴールした。


レース中盤に用意したトラップに

多くのパイロットがはまったようだ。



昨年は、結果を重要視するパイロットと、

内容を重要視するパイロットが居たため、

判定ソフトをしようして成績を出したが、

今年は、後者の方が大勢を占めているようだ。


厳密な判定は行わず、フライトの解析に力を入れた。

Rコースは、レースで良い結果を残すための

“ トレーニング ” をする場を提供する目的で創設された。


その事を踏まえれば、解析に力を入れた方が、

効果が大きいに違いない。



川地も前半は勝つ事を主眼に置いてフライトし、

後半は各選手のフライトを観察する事にした。



今回は、西風を警戒してショートタスクにしたが、

次回はコンディションさえ整えば、

40km以上のタスクを組もうと思う。