心癒してくれる島、それが八丈島 | 見えない翼

見えない翼

私達は誰もが夢に向って翔る“見えない翼”を持っています。しかし、多くの人々が夢を追う事を諦め、翔る事をいつしか忘れて・・・。
そんな世の中にあって、パラグライダーの世界一へ挑戦し続ける父と重度の障害を持ちながらも懸命に生きようとする息子の奮闘日記です。

<八丈島> 晴れ 時々 くもり

今日は、帰る日。午後の最後の便だ。

午前中はバスで、滝を見物と温泉に入りに行く予定だ。



滝は道路から奥まった所に有り、

車椅子バギーでは行けないので、

ショウを交代で抱っこして行った。


途中、通り雨があったが、林の中だったので、

思ったほど濡れなかったが、山道が滑って大変だった。


ショウは、抱っこしてもられるし、

パパやママが 「 ヨイショ!ドッコラショ! 」 と

汗水流して苦労しているのが面白い様で、

終始ニコニコしていた。 o(^▽^)o


多分、ショウがこれ以上重たくなったら、

こういう所には、連れて行ってあげれないだろう。



本当は、 『 やすらぎの湯 』 に行く予定だったが、

滝を観光していたら、帰りのバスの時間に

間に合わなくなってしまったので、

直ぐ近くの足湯に入る事にした。


目の前に大海原を見ながら入る足湯は、

何とも爽快な気分にしてくれるし、心を癒してくれる。



町に帰り、前日訪れた植物園の建物で昼食を取った。

島内観光ツアーでは時間が短く、

公園内の全てを見る事ができなかったからだ。


祖父母は散歩がてら宿まで、荷物を取りに行ってくれた。

公園には、滑り台やブランコなどの遊具も有り、

食事の後に、しばし遊んで和やかな時を過ごした。



公園は空港の直ぐ側だったので、徒歩で空港に向かった。

昨日同様に 『 定期観光バス 』 は運行しており、

歩いていると、2度程すれ違った。 バス


バスガイドさんは覚えていてくれた様で、

その度に、手を振ってくれた。 (*^ー^)ノ


今回の旅行で、八丈島には、

『 心癒してくれる島 』 という印象が残った。



帰りの飛行機もショウは超ご機嫌だった。



夕食後に祖父母を送り届けたのだが、

驚いた事に、祖父母の家から、まだ数キロも手前、

パパですら道を完璧に把握していない所で、

ショウが喜んだのだ。 ヽ(゚◇゚ )ノ  ( ̄□ ̄;)!!


その喜び方は、家が近づいた時のもの。

「 こんな遠くからでも分かるのか?ショウ! 」

「 そこの角を左に曲がるのだよね! 」

といった感じで、体を揺らしている。



自宅に帰る時にいたっては、

ヤマダ電機、ヨ~シ! (*^ー^)ノ

パチンコ店、ヨ~シ! ヽ(゚◇゚ )

Hホテル、ヨ~シ! ('-^*)/

マック、ヨ~シ! ヽ(゜▽、゜)ノ

バーミヤン、ヨ~シ! ヾ(@^▽^@)ノ

一つ一つ建物をチェックしているようだ。


ショウの地理感覚は、どうなっているのだろう?

この能力だけは、普通の子以上かもしれない!?