北関東川地塾04-2 サーマルコンディション | 見えない翼

見えない翼

私達は誰もが夢に向って翔る“見えない翼”を持っています。しかし、多くの人々が夢を追う事を諦め、翔る事をいつしか忘れて・・・。
そんな世の中にあって、パラグライダーの世界一へ挑戦し続ける父と重度の障害を持ちながらも懸命に生きようとする息子の奮闘日記です。

<お仕事> くもり 時々 晴れ

朝の天気予報は、良いことを言っていなかった。

見渡す限りの空を雲が覆っていた。


しかし、気圧配置と衛星写真から

お昼頃から天気は好転すると読んで、

午前中は講義、午後は実践フライトということにした。


昨日は沢山飛べて、その後、夕食=宴会,

そのまま就寝まで、ぶっ飛んだので、

講義らしいことを何もしていない。

だから、丁度良かった。



そうこうしていると、お昼を待たずして、

晴れ間が広がりだし、瞬く間に快晴になった。

こうなると、それまでマッタリとしていた塾生もそわそわし始める。

直ぐにエリアに移動して、実践フライトだ!



今日は、昨日と打って変わって、サーマルコンディション。

上昇気流と下降気流がハッキリしている。

リッジでは殆ど粘れない、難しいコンディションだ。


川地もわけ有りで、サーマルを外したところ、

瞬く間にランディング(着陸)してしまった。

ワンミスが命取りの難しいコンディションだ。


今日の様なコンディションでは、

“ グイグイ回すタイプ ” が有利なわけで、

昨日とは、逆のタイプのパイロットが勝組となった。


バンク角を最小限に留め、丁寧に飛ぶタイプは、

こういう時こそグイグイ回すトレーニングをすべきだった・・・、

が、やはり、フライトスタイルを変えるのは、

それ程容易いものではない。



本人たちは小さく回していたと言うが、

GPSのトラックログを解析して見ると、

まだまだ大きいのが一目瞭然である。


昨日とは違い、夜の部はGPSデータの解析と講義をした。

今日も殆どの人が、2時間以上フライトするという、

とても良いコンディションだった。


皆さん、23時を待たずして寝てしまった。 Zzz…(*´?`*)。o○