<お仕事> 時々
天気予報はハッキリ言って、悪かった。
気圧配置や風の流れ、台風のポジション、
それらを考慮すると、天気は良いはずと思っていた。
実際にエリアに着くと、それは確実なものになった。
簡単にミーティングをした後に、
直ぐにテイクオフ(離陸)場に上がるように塾生に指示した。
最初こそ、渋くてなかなか上がらなかったが、
時間と共に到達高度が高くなり
標高1000mまでは上がるコンディションになった。
(夏なので、雲底は高くはない)
トレーニングは充分できる環境だった。
しかし、塾生の多くは飛ぶ前に決めた
自分の 『 テーマ,目的 』 を忘れて飛んでしまう。
例えば、
今日の様なそれ程強い上昇気流が発生しないコンディションでは、
バンク角を最小限に留め、丁寧な操作を心掛けるべきである。
しかし、いつも、小さくグイグイ旋回させている方は、
相変わらず、バンク角を目一杯、グイグイやっている・・・。
例えば、
空中で余裕のない方のために、安全面という観点からも、
一定の短い間隔で連絡を入れるように言ったのだが、
最初の一報があって以降は、30分以上も音信不通だった。
とにかく、直ぐに失念してしまうのには、困ったものだ。
それがなければ、もっともっと早く上達するのに・・・。 (^^ゞ
夜は、食事を持って研修施設に集合した。
施設は単独の一軒家で、宿泊可能。
大型のお風呂が付いて寝具もあるので、夜遅くまで盛り上がった。