<お仕事>
流石に3日連続で予報が外れることはなかった。
曇りは一日中続いた。
が、しかし、フライトは一日中可能だった。
今日は、先の二日間読みを外した塾生Tさんが合流した。
男性しか居ない北関東地区にとって、
紅一点、うるわかき乙女の登場である。
彼女は、今日、私と同じ機体である
“ ビーナス2 ” に試乗することになっている。
川地は、北関東塾生のオジ様達に忠告した。
「今日、彼女がビーナスに乗ったら、女王様になるからね!」
「皆さん頑張ってください!! ('-^*)/ 」
そして、予感は的中し、予告通りになった。
テイクオフ(離陸)場が有る山にステイするだけでも大変な、
激渋のコンディションで、次から次へと現れて、
挑戦状をたたきつけるオジ様達を撃破し、
コンペ機ですら寄せ付けない、圧倒的なフライト。
最後の最後まで、テイクオフ(離陸)場の上空の座を
譲ることなく生き残った。正に、女王になったのだ。
では、彼女は何か特別なのか?
川地が特別な何かテクニックを教えたのか?
いや違う、自分が学んだこと教えられた事を塾の時だけでなく
素直にコツコツと積み重ねていたに違いない。
「 継続は力なり 」 だから、殻を破ったのだろう!
「 天晴れ!! 」 と言えるフライトだった。 (^_^)v