<お仕事> 時々
前日同様、曇りから始まった。
しかし、今日は晴れ間が広がるのが速い。
前日に充分な説明を行ったので、簡単な説明と、
前日からのフィードバックの話をして、山に上がった。
雲は多いものの、雲の間からスッキリとした青空が見える。
次々と綿菓子のような雲が発生するのを見ていれば、
当然、良好なサーマルが発生していることを想像する。
・・・が、しかし!! 上がらない!!
極稀に200m程上昇する機体もあるが、
しばらくすると低くなって、降りてしまう。とにかく粘れない。
タイミングを外すと、ランディング(着陸)するまで、
殆ど上昇音を聞かない。
「 どんだけぇ~? 」 と、言いたくなる。 ヾ(。`Д´。)ノ
川地、痛恨の2連続ブッ飛び!!
ここで、フィードバックしなければ、塾長として示しがつかない。
そもそも、
見た目で 「 今日は楽勝で上がる! 」 と思い込んでいるが問題だ。
1本目のブッ飛びは仕方ないとしても、
その時点で、今日は超難しい事に気付くべきだった。
朝の時点で、テイクオフ(離陸)場レベルに雲底があり、
時間と共に雲が消えたとはいえ、それぐらいの高さに
逆転層が残っていると推測するのが妥当だろう。
前日もコンディションが良くなったのは、13時頃だ。
つまり、心に大きな油断があるから、
テイクオフのタイミングをシビアに計ろうとしなかった。
飛べば上がる。何とか粘れる。そう楽観視したのだ。
それこそ、驕りであり,怠慢。
その報いは、ブッ飛びという形で現れたのだ。
当然、3本目は最高のタイミングになるように、
“ 自然のリズム ” を読んだ。
結果、トップアウトに成功!標高1200mまで上げて!
アンテナ(筑波山の方面),サル公園と経由してランディングした。
飛べば涼しくていいなとぬるい事を考えた私に、
神様がお灸を据えたのかもしれない。