北関東川地塾03-1 サウナなランディング | 見えない翼

見えない翼

私達は誰もが夢に向って翔る“見えない翼”を持っています。しかし、多くの人々が夢を追う事を諦め、翔る事をいつしか忘れて・・・。
そんな世の中にあって、パラグライダーの世界一へ挑戦し続ける父と重度の障害を持ちながらも懸命に生きようとする息子の奮闘日記です。

<お仕事> くもり 時々 晴れ

とても、曇っている。天気予報通りだ。

午後から、多少晴れ間が来るだろう。ソアリングも可能になる。

そう予想して、午前中はショップで講義をした。


お昼になったが・・・、

山では数機がレベルをキープするのがやっとの状態だ。

みんなで昼食へ行くことになった。


食事を終えて帰ってくると、

コンディションが好転して、何機かトップアウトをしている。

急いで山に上がり、飛ぶように指示した。



川地も一緒に飛ぶか?迷ったが、

ランディング(着陸)場から空を見てアドバイスすることにした。

しかし、これが間違った選択だったことは、1分もしない内に分かった。


直射日光と地面からの反射光で、遠赤外線が飛び交い、

風があれば、まだ救われただろうが、無風だ。

正に “ サウナ状態!! ”


ここに、1時間も居ると、意識が朦朧としてきた。

朝からずっとランディングで空を監視し、送迎車の手配をして、

スクール生にアドバイスお送り、ショップと連携していた、

Kスタッフには感心させられた。



夜部はいつものように、パソコン教室や相談コーナーとなり、

また、今日の飛びのフィードバックの場となった。


グライダーを変えて調子を上げた人もいたが、

結果が伴わず悩んでいる人も居る。

一見すると明暗クッキリだが、良い飛びができなかった人が、

必ずしも伸びていないわけではない。


『 伸びているが、結果が出ていない 』 だけなのだ。

だから、結果ばかりを気にしてはいけないと、塾では教えている。

“ 結果は後から付いてくるもの ” よく言われるのは、

この辺が成長するためのキーポイントになるからだ。


明日は、今日よりも良い天気予報なので、

みんなの善戦を期待したい。 (私も飛ぼう! (~_~;) )