言葉が通じる時 | 見えない翼

見えない翼

私達は誰もが夢に向って翔る“見えない翼”を持っています。しかし、多くの人々が夢を追う事を諦め、翔る事をいつしか忘れて・・・。
そんな世の中にあって、パラグライダーの世界一へ挑戦し続ける父と重度の障害を持ちながらも懸命に生きようとする息子の奮闘日記です。

<保育園> 晴れ

朝の寒さで翔がうなる。ふぅ~、ブルブル。

「 寒いよ~!! 」

しょうがないんだよ。冬は寒いものなんだ。 (^▽^;)



「 ほら、パンツとって! 」   ハイ (゙ `-´)/▽ (^ε^)♪

「 ほうはふぅ~あ、あやうんが~ 」

 (そんなこと言ったって、寒いの嫌いだ)


「 次は、ズボンだ! 」   ハイ (゙ `-´)/』 (^ε^)♪

「 う~んぐ~うぉんぐ~ぁ 」

 (もう何とかならないかなぁ~)

「 翔、それは靴下だよ、次は、ズボンだ! 」 


 (いけねぇ、間違えちゃった)  ハイ (;^_^)/凹 (^ε^)♪



こんなやり取りが、普通になってきた。

翔には輝かしい未来は望めないないだろう。

それでも、いやだから、こんな些細な事がハッピーに感じる。

幸せの “ パラドックス ” なのかもしれない。



“ 言葉が通じる ” とは、こんなにも楽しい事なのだろうか!?

これまで、意思が通じているのか?分からなかた。

(いや20%も通じていなかったと思う。)


それでも、一方的に話をして、繰り返し話をして、

常に、言葉を発し続け、歌を歌い、

時には独り言の多い変な人と周りには取られたかもしれない。


それでも諦めず、いつか通じる時が来ると信じて、

言葉のシャワーを翔に注ぎ続けた。

(最近では何かする時に、喋らないと動けない。 (^^ゞ )




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