<保育園>
朝の寒さで翔がうなる。ふぅ~、ブルブル。
「 寒いよ~!! 」
しょうがないんだよ。冬は寒いものなんだ。 (^▽^;)
「 ほら、パンツとって! 」 ハイ (゙ `-´)/▽ (^ε^)♪
「 ほうはふぅ~あ、あやうんが~ 」
(そんなこと言ったって、寒いの嫌いだ)
「 次は、ズボンだ! 」 ハイ (゙ `-´)/』 (^ε^)♪
「 う~んぐ~うぉんぐ~ぁ 」
(もう何とかならないかなぁ~)
「 翔、それは靴下だよ、次は、ズボンだ! 」
(いけねぇ、間違えちゃった) ハイ (;^_^)/凹 (^ε^)♪
こんなやり取りが、普通になってきた。
翔には輝かしい未来は望めないないだろう。
それでも、いやだから、こんな些細な事がハッピーに感じる。
幸せの “ パラドックス ” なのかもしれない。
“ 言葉が通じる ” とは、こんなにも楽しい事なのだろうか!?
これまで、意思が通じているのか?分からなかた。
(いや20%も通じていなかったと思う。)
それでも、一方的に話をして、繰り返し話をして、
常に、言葉を発し続け、歌を歌い、
時には独り言の多い変な人と周りには取られたかもしれない。
それでも諦めず、いつか通じる時が来ると信じて、
言葉のシャワーを翔に注ぎ続けた。
(最近では何かする時に、喋らないと動けない。 (^^ゞ )
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