南関東川地塾07-1 荒れ荒れで飛べず | 見えない翼

見えない翼

私達は誰もが夢に向って翔る“見えない翼”を持っています。しかし、多くの人々が夢を追う事を諦め、翔る事をいつしか忘れて・・・。
そんな世の中にあって、パラグライダーの世界一へ挑戦し続ける父と重度の障害を持ちながらも懸命に生きようとする息子の奮闘日記です。

<お仕事> 晴れ DASH!

昨日より、等圧線が緩んで、更に良いコンディションが期待された。

朝から雲底も高く、軽く2500mは超えている。


ゴールできるとは思って居ないが、

一応周回コースを決めて飛ぶ事にした。

前日から残っていたR塾生は、川地の設定するタスクに興味津々。



といっても、Rタスクとは目的が根本的に違う。


Rは競技で勝つためのトレーニングが目的。

普通の塾はフライトの目標、モチベーションを高め、

プラス、GPS等の機器の使い方のマスターが目的だ。



気象と今日のテーマの簡単な説明をして、

テイクオフ(離陸)場に向かったが、どうも風が怪しい。


それでも、塾生には準備を進めるように促した。

何しろ、今日は他のエリアからの遠征組が多く、

パッと見ただけでも、塾生以外に50名は居そうだ。

合わせると、70~80人になりそうだ。



と思っていたら、飛んでいた数機の挙動が怪しくなりだした。

当然、塾生にテイクオフのストップの指示を出した。

と、みるみる荒れ始めて、テイクオフ場には、

フォロー(追い風)の突風が入り始め、危険な状態になった。



その後、何度か南風が入りそうな雰囲気になったが、

最終的に北の突風が入り、The End !!

(その後、白糸エリアでは、飛ぶには飛べたらしいが・・・)

塾生は、全く飛べずに終わってしまった。



塾Rの延期により、普通の塾を休講にさせて頂いたので、

普通の塾生の方々には、誠に申し訳ないと思っている。

また、天気が悪い日も少なくはなく、

充分なフライトと、それに対するアドバイスができていると言い難いので、

気の毒だったと思っている。


したがって3月の予備日は、普通の塾生の為に使用したいと考える。


ただ、R塾生の方々もまだまだ飛びたりないようだ。


普通の塾の時にも、タスクを組んで差し上げる事は可能だし、

R塾生がカッ飛んで行ったコースを、ノーマル塾生を連れて、

ゆっくりと追いかけるのも悪くはないと考えている。


まあ、来週にでも皆様の意見を聞いてみようと思う。 (^_-)-☆