<療育施設->療育センター->療育施設>
先々週にお願いした椅子を改造する部品ができあがってきた。
今日の午後はそれを受け取るために、療育センターへ行く。
鼻水がまだ出ている翔は、朝から不機嫌だったが、
朝一番の心理相談は頑張った。
○や×,□といったブロックを同じ形をした枠にはめ込むという
非常に古典的な教材で遊んだ。でも、この玩具、見栄えは違えど、
“ しまじろう ” に付録である最新の教材と目指すところは同じである。
子供の成長には重要なトレーニングなのだろう。
知ってか知らずか、翔は枠にブロックを入れようとした。
手先が器用ではないので、向きを自在に変える事は出来ないが、
沢山有る枠の中から 「 “□”はここに入れるんだよ!! 」 と言うと、
その場所に、四角いブロックを持って行き、はめようとした。
ほんのチョッと手伝って上げると、上手くはまめることが出来て、
誉めて上げると、とても嬉しそうな顔をした。
その顔には達成感と自身が溢れていた。
上手く、はまらない時は、とても悔しそうな顔をして、
時にはブロックを投げ捨て、かんしゃくを起こしたが、
子供として、とても自然な反応だった。
生まれた当初の翔の状況が状況なだけに、
こんな感情豊かになると誰が予想しただろうか?
とても嬉しかった。
(`(エ)´)ノ_ ⌒Y⌒Y⌒❒!!! ポイ ┐(´∀`)┌♪
療育が終了した後、療育センターへ向かった。
翔は、やっと家に帰れて、しまじろうが見れると思っていたのに、
家とは全く逆の方向に向かって走り出したので、怒っている。
そう、翔はもうこの辺の地理はよく分かっているので、
家に向かっているのか?そうでないのか?
直ぐに分かるのである。
療育センターに到着する2kmも手前の信号を
曲がった頃から喜んだりもする。車から降りれるからだ。
椅子の部品交換と改造は直ぐに終わった。
ただ、肝心のヘッドレストは前回採寸したにもかかわらず、
大きさが間違っており、再度作り直しになった。
後日、郵送されて来る事になった。
全ての用事を終えて帰宅した時には、もう、17時になろうとしていた。
昼寝をしていないので、翔は流石にフラフラしていたが、
しまじろうが見たいという欲求の方が勝り、
ベッドに連れて行ったら、大泣きをするので、
仕方なく、少しだけ見せて上げたら、機嫌が良くなり、
その後ぐっすり19時頃まで寝た。
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