<お仕事> 時々
天気予報は、 のち
で、絶望的なものだった。
しかし、川地は充分タスクが出来るコンディションになると推測していた。
朝、曇っていたのも想定内だった。
なかなか雲が取れなかった時は、少し心配になったが・・・。 (^^ゞ
10時頃に待望の晴れ間が来た。
気温減率は良く、接地逆転層もないので、直ぐにサーマルが発生し、
西富士へ渡り始める機体が現れた。
(何故か知りたい方は、川地塾へお入りください。 (^_-)-☆ )
誤算だったのは、雲の発達が早く、直ぐに日射が遮られてしまう事だ。
だから、サーマルが長くは続かない。
ゲートオープンと共に真っ先に出たものの、陰ってしまい。
あえなく、ランディング(着陸)してしまった。
その後再び、コンディションは好転し、競技は続行できた。
先日のようなバンバンのコンディションではないので、
30kmとはいえ難易度は高かく、飛び応えのあるフライトになった。
結果は、最近絶好調のTさんが、ただ一人ゴール。
ただ、その他の人もゴール手前のパイロンまで飛ぶ、大健闘。
もう少し、雲が少なかったら、大勢がゴールできただろう。
今回は天気予報が悪かった事もあって、参加しなかった塾生も大勢いた。
しかし、本当の競技では、飛べそうになくてもエリアに行かなくてはならない。
そして、今回の様に飛べてしまったら・・・。
上位になる選手は、如何なる時も飛べる事を前提に動いている。
だから、慌てる事はない。全てが想定内だからだ。
そして、万一、オーガナイザー(大会主催者)が中止を発表した時に、
初めて緊張の糸を緩めるのだ。
「 どうせ、飛べない 」
「 所詮、ぶっ飛びコンディション 」
「 やっぱり、中止になる 」
などと、考えていたら、勝てる訳がない。
トレーニングの、模擬の、コンペで出来ないことが、
どうして、本番の、本物のレースで出来るのだろうか?
今回のタスクで
“ 普段から出来るように、練習しておくことが 『 勝利への条件 』 ”
だと、塾生が理解してくれたと信じている。