川地塾R Task2 30km成立!! ゴール者1名 | 見えない翼

見えない翼

私達は誰もが夢に向って翔る“見えない翼”を持っています。しかし、多くの人々が夢を追う事を諦め、翔る事をいつしか忘れて・・・。
そんな世の中にあって、パラグライダーの世界一へ挑戦し続ける父と重度の障害を持ちながらも懸命に生きようとする息子の奮闘日記です。

<お仕事> くもり 時々 晴れ

天気予報は、 くもり のち 雪 で、絶望的なものだった。

しかし、川地は充分タスクが出来るコンディションになると推測していた。

朝、曇っていたのも想定内だった。

なかなか雲が取れなかった時は、少し心配になったが・・・。 (^^ゞ


10時頃に待望の晴れ間が来た。

気温減率は良く、接地逆転層もないので、直ぐにサーマルが発生し、

西富士へ渡り始める機体が現れた。

(何故か知りたい方は、川地塾へお入りください。 (^_-)-☆ )


誤算だったのは、雲の発達が早く、直ぐに日射が遮られてしまう事だ。

だから、サーマルが長くは続かない。

ゲートオープンと共に真っ先に出たものの、陰ってしまい。

あえなく、ランディング(着陸)してしまった。


その後再び、コンディションは好転し、競技は続行できた。

先日のようなバンバンのコンディションではないので、

30kmとはいえ難易度は高かく、飛び応えのあるフライトになった。


結果は、最近絶好調のTさんが、ただ一人ゴール。

ただ、その他の人もゴール手前のパイロンまで飛ぶ、大健闘。

もう少し、雲が少なかったら、大勢がゴールできただろう。




今回は天気予報が悪かった事もあって、参加しなかった塾生も大勢いた。

しかし、本当の競技では、飛べそうになくてもエリアに行かなくてはならない。

そして、今回の様に飛べてしまったら・・・。


上位になる選手は、如何なる時も飛べる事を前提に動いている。

だから、慌てる事はない。全てが想定内だからだ。

そして、万一、オーガナイザー(大会主催者)が中止を発表した時に、

初めて緊張の糸を緩めるのだ。


「 どうせ、飛べない 」

「 所詮、ぶっ飛びコンディション 」

「 やっぱり、中止になる 」

などと、考えていたら、勝てる訳がない。


トレーニングの、模擬の、コンペで出来ないことが、

どうして、本番の、本物のレースで出来るのだろうか?


今回のタスクで

“ 普段から出来るように、練習しておくことが 『 勝利への条件 』 ”

だと、塾生が理解してくれたと信じている。