南関東川地塾05-2 | 見えない翼

見えない翼

私達は誰もが夢に向って翔る“見えない翼”を持っています。しかし、多くの人々が夢を追う事を諦め、翔る事をいつしか忘れて・・・。
そんな世の中にあって、パラグライダーの世界一へ挑戦し続ける父と重度の障害を持ちながらも懸命に生きようとする息子の奮闘日記です。

<お仕事> くもり 時々 晴れ

なんと、昨日と全く同じ天気だ。

天気予報では、晴れ晴れだったが・・・、残念ながら曇り。

おまけに、ショップ前では北風がしっかり吹いている。


お昼頃に、晴れ間が来ると予測して、午前中は座学をする事にした。

東北や北関東からおみえになっているスクールの方々は

しばらくするとエリアに移動した。 北風が弱まったからだっだ。


いつもながら、皆さんとても熱心で、

ぶっ飛びでも、どんどんテイクオフ(離陸)する。

それもそのはず、この時期は雪で閉ざされていて、

飛びたくても、月に数時間しか飛べないのである。



塾生にも、 「 今日は何本でも飛ぶように! 」 と指示を出した。

事実、次から次へ飛んでいたが、タイミングが良かった数名が、

最初で最後の今日一番のサーマルを確実に捕らえて西富士に渡った。


そして、それ以降は、だれも西富士に近づけなかった。

と言うよりは、上がらなかった。勿論、川地も。

前山は大激混みで、赤旗が立ち、他機をかわすだけで精一杯だった。


こうなると、空中でアドバイスなどしている余裕は無い。

せめて塾生の最後の一人が降りるまで飛んで居て、

ダミーをしてげる事にした。


結果として、ビッグフライトは出来なかったが、

基礎トレーニングはしっかり出来た。

次回は是非、塾生の皆を引き連れて飛びたいものだ。