冬季キャンプ5日目 予測が外れた!! | 見えない翼

見えない翼

私達は誰もが夢に向って翔る“見えない翼”を持っています。しかし、多くの人々が夢を追う事を諦め、翔る事をいつしか忘れて・・・。
そんな世の中にあって、パラグライダーの世界一へ挑戦し続ける父と重度の障害を持ちながらも懸命に生きようとする息子の奮闘日記です。

<お仕事> 晴れ

今週半ばと同じような天気図。

風向き予報なども問題は無い。

気温が妙に高いが、さほど気にする事は無い!?

しかし、この予感にもっと注意を払うべきだった。


テイクオフに急いで上がり、ビックタスクを組んで、出番を待った。

今週半ばと見た目になんら代わりのない空と景色。

しかし、そこに大きな落とし穴があった。


待てど、暮らせど、全くサーマル(上昇気流)が上がってこない。

いや、上がっているのだが、逆転層が強くて、

1200m以上上がらないのだ。


普段なら、遅くとも11時を回る頃にはブレイクして、

次の逆転層がある2000m付近まで上昇するはずなのだが・・・。

結局、今日は一度もブレイクする事がなく、終わった。



朝霧の一年のコンディション中でも、

1~2日あるかないかの珍しい日だった。

まあ、年末から昨日まで、ミラクル(奇跡)が続いていたので、

こんな日が有っても良いのかもしれない。



というわけで、少しスッキリしない最終日となってしまったが、

コンディションが悪いなりに、臨機応変に

トレーニング・メニューを変更して塾を継続した。


この辺の気持ちの切り替えをスムーズに出来るかどうかも、

パイロットにとって、重要な能力、または、才能となる。



とりあえず、事故が無く、無事に終了できてなによりだった。

今回、冬季キャンプに参加された方は、天候にも恵まれ、

受講者も少なかったので、手厚くサポートを受けれ事が出来たし、

本当に良かったと思います。


遠方からわざわざおこし頂きありがとうございました。

皆様、お疲れ様でした。