CT検査 | 見えない翼

見えない翼

私達は誰もが夢に向って翔る“見えない翼”を持っています。しかし、多くの人々が夢を追う事を諦め、翔る事をいつしか忘れて・・・。
そんな世の中にあって、パラグライダーの世界一へ挑戦し続ける父と重度の障害を持ちながらも懸命に生きようとする息子の奮闘日記です。

<大学病院> 晴れ

新年早々、翔は病院で検査を受ける。

先のBlogにも書いたが、転院するためである。

新しい大学病院には、翔の詳細なデータが殆ど無いので、

検査を行う必要がある。


検査の最中、翔が大人しくじっとしている事は不可能で、

麻酔を使用する必要がある。

しかし、麻酔薬に過敏に反応する翔は、

いつ目が覚めるか分からない?


検査は朝一番だが、相当時間が掛かる事を覚悟して、

お昼ごはんを持参して、病院へ向かった。



検査技師も安全に検査する事を優先し、

まずは、麻酔をしないで翔を装置に乗せる事にした。

怖がらないように、パパも側に立つ事にした。



ベルトで体を固定され、紐で頭を縛られて、少し嫌な顔をしたが、

以外にも、じっとしていて、騒いだりせず、まして泣く事も無かった。

驚く程良い子にしていた。  (TωT)  (=◇=;)


検査は、僅か10分足らずで呆気なく終わり、

厚木のガソリンスタンドに寄ったにも関わらず、

11時30分には、帰宅していた。


なんら疲れる事が無かった翔は、

食事の後も、遊んでくれ! 大暴れ!!

こんなことなら、保育園に預ければ良かったな・・・。 (^^ゞ




病院でとっても良い子にしていたので、

夕食は、翔が大好きな 『 ポムの樹 』 へ連れて行った。

しかし、これが大誤算だった。


翔の為に頼んだ 『 ビーフシチューハンバーグ 』 が運ばれてきて、

翔も大喜びだったのだが、付け合せのジャガイモが

殆どふかされておらず、 『 生 』 に近い状態だったのだ。



ウェイトレスは直ぐに作り直させますと持ち帰ったのだが、

翔には、これが理解できず、 『 カチン 』 と来たようだ。


「 なんで、あのお姉さんは僕のハンバーグを持って行ったんだ! 」

「 許せん!! 」

とばかりに、睨み付けている。

で、ウェイトレスが通る度に、目で追いかけている。

他のおかずも運ばれて来たのだが、全く食べようとしない。


A^_^; ) ヾ(`ヘ´Ξ 。`-´)ノ   εεε=(。・д・。)_□□


作り直されたハンバーグが運ばれて来たが、

翔の怒りは収まる事は無かった。

店を出るまで翔の視線はウェイトレスにロックオンされたまま、

解除される事は無かった。勿論、食事も少ししか食べなかった。



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