南関東川地塾04-3 北風強風 | 見えない翼

見えない翼

私達は誰もが夢に向って翔る“見えない翼”を持っています。しかし、多くの人々が夢を追う事を諦め、翔る事をいつしか忘れて・・・。
そんな世の中にあって、パラグライダーの世界一へ挑戦し続ける父と重度の障害を持ちながらも懸命に生きようとする息子の奮闘日記です。

<お仕事> 晴れ DASH!

朝から、快晴! でも、北風強風。

残念ながら、塾生の中には天気予報の晴れマークだけをみて、

今日が一番良いと山を張って来た人もいた。


天気図の等圧線が描く模様、

ここ2~3日の天気の遷移の仕方から判断して、

今日が3連休で最も飛べる確率が低い日になる。

川地は、ある程度読めていた。

そして、現実となった。


結局、今日は一度も北風が止む事がなく、

終日強風で、塾生の期待を脆くも打ち砕いた。



しかし、これで良いのだ。失敗から学ぶ事は多い。

読みが外れた塾生は自分の判断が甘い事を思い知り、

次こそは飛べる日に来ようと誓ったに違いない。

この悔しい思いが上達への原動力になるからだ。


もし、「 どうせ 」 , 「 やっぱり 」 , 「 しょせん 」

「 自分には天気を読む能力?才能?が無い 」

などと、言い訳をしていたとしたら、

本当に上達などありえないだろう。


これらの言葉を使用する人は、

この言葉を口に出す以前に、心の中で自分の努力を既に放棄し、

思考を停止し、自分のマイナスを正当化してしまい、

自分をその殻の中に閉じ込めているからだ。



溺れている人が手を伸ばしていれば、助ける事が出来るが、

手をしまっている人は、残念ながら救いようがない。

今後の塾生の奮起に期待したい。  (^_^)v