翔の進歩46 名詞 | 見えない翼

見えない翼

私達は誰もが夢に向って翔る“見えない翼”を持っています。しかし、多くの人々が夢を追う事を諦め、翔る事をいつしか忘れて・・・。
そんな世の中にあって、パラグライダーの世界一へ挑戦し続ける父と重度の障害を持ちながらも懸命に生きようとする息子の奮闘日記です。

<保育園> くもり

最近の翔は好き嫌いがよりハッキリしてきている。

食べ物は、勿論、良く見ているし、

我々大人の行動もよく観察している。


そして、何よりも 『 名詞 』 が通じる。

これは大きな進歩だ。

玩具の名前は確実に通じる。

食べ物にいたっては、料理名で通じる。


シチュー,コーンスープなどトロミ系のスープは大好物だ。

その他の食べ物を殆ど食べ終わるまで見せてはいけないし、

会話の中で話をしても駄目だ。

もし、少しでもキーワードが耳に入ろうものなら、

それまで食べていた物を一切口にしなくなってしまうからだ。


一方で、都合の悪い物、嫌いな食べ物は聞こえないふりをしたり、

要らないと手で払いのける。

それでもしつこく与えようとすると、怒りだし、最後には、泣き始める。

。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。  (-""-;)


勿論、全て演技だ。

全く、どこで覚えてきたのか?

悪知恵だけは、一人前だ。


更に、吐き出すことを覚えてしまった。

そう、翔はいったん口に入れた物は、

よほどのことがない限り吐き出さないのである。

これまでは、口の中に入れてしまえばこちらの勝ちだったのだ。


しかし、最近では、いったん口に入れておいて、

パパやママが見ていない時に、横を向いて吐き出すのだ。

気が付くと肩や脇腹が食べ物やスープで汚れているのだ。

知恵が付くのは良い事なのだが、流石にこれにはまいった。

 (--;ゞ