愛地球博のその後 | 見えない翼

見えない翼

私達は誰もが夢に向って翔る“見えない翼”を持っています。しかし、多くの人々が夢を追う事を諦め、翔る事をいつしか忘れて・・・。
そんな世の中にあって、パラグライダーの世界一へ挑戦し続ける父と重度の障害を持ちながらも懸命に生きようとする息子の奮闘日記です。

<実家> 晴れ

連日、猛暑が続く。

翔にとっても、試練が続く。


今日は、 『 愛地球博 』 の会場となった所が

モリコロパーク(愛・地球博記念公園) 』 となったので

行く事にした。


昨年、万博へ行ったのだが、唯一、

リニモ(リニアモーター電車)に乗っている暇がなかった。

翔は電車が大好きなので、乗せてあげようと考えたのだ。


まあまあ、喜んでいたが、とっても! と言うほどではなかった。

多分、音は殆どしないし(リニアだから当たり前か!?)、

ホームは転落防止のためか?

エレベータのようになっていて二重扉で、

電車が入ってくるのがあまり見えないから? だと思う。



モリコロパークは、万博の跡形は殆ど無く、

跡地の殆どは、更地にされ整備中だった。

残された施設を見て回る事にした。


折りしも真夏日の記録が塗り替えられた今日、

公園のアスファルトは、焼肉屋の鉄板の状態になり、

翔の顔は日焼けもしていないのに、真っ赤になって辛そうだった。


各施設と施設の距離は、数百メートル以上はあいていて、

その間のアスファルトの上を駆け足で移動し、

クーラーのガンガンに効いた施設内へ逃げ込む、

という事を繰り返さなければならなかった。


スピードを出すのが翔には受けていたが、

押しているパパは大変だった。 (*^o^*) (-。-;)