<ワールドカップ 4日目 74km成立>
今日は元のエリアに戻って競技をした。
相変わらず晴れで、同じようなコンディション。
前半は山間部を飛び、後半は平野部を飛ぶ。
このエリアは、総合力を試される。
競技中にDHV2-3クラスのグライダーに
性能で負ける(私の腕が悪いのか?)ので、ストレスが溜まる。
トップクラス・グライダーとの性能差は如何ともしがたい状況だ。
しかし、
ただグライダーの調子が悪いと嘆いてばかり居るわけでない。
少しでも良くするために、グライダーの調整を繰り返してきた。
この3日間で、問題の状況が掴めてきた。
テント生活だと一切の娯楽(テレビ,ゲーム,etc. )がないため、
考える時間は沢山ある。どうすれば良いかも考えがまとまった。
競技開始までに時間が沢山あるので対策を施した。
レースは最初はいつも良いポジションだ。
しかし、レース中盤の頃には、最後尾。
それでも、前半の山岳部はなんとか付いて行けるが、
平野部に出たとたん、あっという間に引き離された。
というか、川地だけが沈んで行く。
静穏な空間を飛ぶ時は、他のグライダーと変わらないのに、
シンク(下降気流)に入ると、何故か沈下が多い。
サーマルがなくなり、時間切れ!!
今日もゴールならず。
成績は今一だったが、結果は良好だった。
調子の悪い理由は、考えていた通りだった事が分かった。
明日は、グライダーに更に手を加える。