<ワールドカップ 5日目 86km成立>
天気は、もう言うまでもない、快晴!
今日も、ハードな一日が始まる。
疲れはして来たが、毎日当たり前のように長時間飛んでいると、
体や感覚がだんだん慣れてくる。
テイクオフでは、幼児のコンペティター養成講座が開かれていた。
2007/07/19 未来のコンペティター
さて、機体の方は朝一番に上がった事で、
大改造(というほど大げさなものではないが・・・ (^^ゞ )を施した。
これが上手く行けば、考え方は間違っていない事になる。
スタート直後に、かなり良いサーマルをヒットして、
これを上げきってから大集団を追った。
実はこの最後尾のグループの中に、ゼッケン 『 1 』 を付けた
クリスチャン・マウラー(2006年チャンピオン)がいた。
グライダーを比較するまたとないチャンス到来!!
勿論、改造したからといって川地のグライダーが
彼のグライダーより良く飛ぶようになるわけはない。
『 どれ程の差がつくのか? 』 これが肝心だ。
アクセルを踏んでいない状態、トリムを開けた状態までは、
それ程、差は付かなかった。
しかし、ひとたびアクセルを踏むと性能差がでる。
僅か5kmの直線飛行で50m~100mの差が出る。
ただし、これはマウラーの機体と比較してだ。
つまり、昨日までの他の機体との差は、これ程出ないという事だ。
事実、そうだった。(まだ、調整が必要だが・・・ (ーー;) )
これだけでも、精神的に余裕が持てる。
ただし、忘れてはならない事がある。
直線で良くなったという事は、旋回性を犠牲にしているという事だ。
当然、上がりが悪くなる。
もともと、この翼が持っているポテニシャルは同じなので、
何かを犠牲にしなければならない。
それは、後半の平野部でもろにでた。
また、もう時間がないという焦りが、キープハイを破る事になった。
結果は今日もゴールならず。
ただし、手応えは感じている。
あと、一日しかないので遅いと思われるかもしれないが、
これは、今回の大会のための糧ではない。
今後のためになるのだ。
明日は今日のデータをフィードバックして、再チャレンジしたい。