<ワールドカップ 1日目 77km成立>
天気は快晴。雲底も2000m以上。風も比較的穏やか。
初日は、コルニッツォロ(Cornizzolo)のエリアでは、
オーソドックスなタスクが設定された。
過去2年おきにワールドカップを開催しているこのエリアは、
オーガナイザー(大会主催者)も慣れたもので、
選手の殆どは、このエリアを熟知している。
川地が付けいる隙はそこにあると考えている。
このエリアの大会用テイクオフは、50m程の担ぎ上げがあるが、
今日だけは、ヘリコプターの送迎付だったので、とても楽だった。
オーガナイザーは、よいしょよいしょで粋な計らいをするので
選手からは人気の大会となっていて、毎回申し込みも多い。
2007/7/15 ヘリコプター空輸
前半はジリジリとトップから引き離されたものの、
後半殆どの選手がお決まりのコースを選択したのに対し、
川地は裏をかいたコースを選び、一気にトップに追いついた。

ここまでは良かったのだが、
最後のサーマルを見つけるのにもたつき、
大集団に先を越された。
それでも、トップとの差はわずか10分程度だった。
そのまま突っ込んでも良かったのだが、
もし、届かなかったら初日から100点(1000点中)になるだろう。
ここは、熱くならず大人の飛びに徹した。