車から変な音? | 見えない翼

見えない翼

私達は誰もが夢に向って翔る“見えない翼”を持っています。しかし、多くの人々が夢を追う事を諦め、翔る事をいつしか忘れて・・・。
そんな世の中にあって、パラグライダーの世界一へ挑戦し続ける父と重度の障害を持ちながらも懸命に生きようとする息子の奮闘日記です。

<保育園> くもり 時々 雨

朝から翔の機嫌がすこぶる悪い。

ママは風邪で声がかれて、咽が痛いと言っている。

翔にも移って、咽が痛いのか?

(翔は話せないので、声がかれているか分からない・・・)


保育園に送り届けても、ブ~ブ~言っていた。

こんな状態で昼食食べるかな?と思っていたら、

月曜日と同じF先生が抜擢されたようで、

翔はいつも以上に食べたようだ。


どうやら、F先生とは波長が合うらしい。

担任の先生が 「 翔くんは若くてきれいな先生が良いらしいです! 」 と

少しすねて見せた。


すると、

「あれ? 翔、何照れているんだ!?」 (*⌒∇⌒)ゞ  (^ε^)♪

意味を分かっているのか? 本当に好みなのか?

翔は、無言で笑っていた。



さて、今日は翔をバギー(ベビーカー型車椅子)に乗せて、

押して帰宅しなければならない。


一ヶ月ほど前から、車のエンジンから

異音(うがいをするようなガラガラといった音)が微量にし始め、

最近ではワイフでも分かるような大きな音がするようになっていた。


で、

ディーラーに持っていったら、パワステのオイルポンプが壊れそうで、

いつ壊れてもおかしくない状態ということが分かった。

それで、車をディーラーに預けて、自転車で迎えに行き、

保育園に自転車を置かせてもらって、

バギーで帰宅することになったのだ。



帰り道、翔はいつもと違う帰宅方法を喜んでいた。

車では殆ど通らない細い裏道にも拘らず、

自宅マンションに近付くとソワソワしだし、

直線で見える道に入ったら、大喜びしていた。


マンション周辺の地理を理解し、その外観を覚えているようだ。

翔の知的レベルからすれば、驚きである。

ビル ヘ(・o・Ξ・o・)ヘ  オオッ ━━━ (゚∀゚) ━━━ !!!