2度目の飛行機 | 見えない翼

見えない翼

私達は誰もが夢に向って翔る“見えない翼”を持っています。しかし、多くの人々が夢を追う事を諦め、翔る事をいつしか忘れて・・・。
そんな世の中にあって、パラグライダーの世界一へ挑戦し続ける父と重度の障害を持ちながらも懸命に生きようとする息子の奮闘日記です。

<保育園> くもり のち 雨

今日の夕方から、北海道へ旅行に行く。

半日以上はその準備に費やされた。


翔は7月に手術をするかもしれない状況。だったので、

この機を逃したら、当分の間、もしかしたら一生、

翔は遠くへ旅行に行けなくなると想像してもおかしくない状況だった。

そこで、ワイフと相談して 『 北海道 』 へ行く事にしたのだ。


勿論、北海道川地塾(スポット)や

国内ツアー(北海道以外の地区の塾生を対象)など

と絡ませて、経費を節減する作戦だ。


また、羽田空港の駐車場代が高いので、

車ではなく、電車で行く事にした。

しかし、翔を迎えに行く頃に、何と雨が降ってきた。

仕方なくタクシーを呼ぶ事にした。

駅で会社帰りのワイフと合流して、空港に向かった。



搭乗時間には充分に間に合う時間に到着したが、

手続きに手間取って、丁度になってしまった。

翔に夕飯をあげている暇が無かったので、

出発ロビーで上げようと思っていたが、その目論見は変更を余儀なくされた。


離陸してから上げようと思っていたら、

雨で滑走路が混雑して、中々フライトしなかった。

当然、お腹が減った翔はぐずりだして、大変だった。

機内最前列だったので、足元が広く、

翔と向かい合って食べさせる事ができた。


離陸が遅れた分、到着も遅れ、

札幌行きの電車も終電になってしまった。

連絡通路を走る羽目になった。



札幌のホテルに着いて、翔は風呂にも入れず直ぐに寝せた。

我々は機内でも少し食べたが、全然足りなかったので、

コンビニで買ってきた弁当をで簡単な食事をした。