クテクテの翔 | 見えない翼

見えない翼

私達は誰もが夢に向って翔る“見えない翼”を持っています。しかし、多くの人々が夢を追う事を諦め、翔る事をいつしか忘れて・・・。
そんな世の中にあって、パラグライダーの世界一へ挑戦し続ける父と重度の障害を持ちながらも懸命に生きようとする息子の奮闘日記です。

<保育園> 晴れ

すっきりとした晴れ! あと一日早ければ、

大佐山で最高の川地塾が出来ただろう・・・。


さて、翔はと言えば、昨日の夜から少し鼻水が出て、

夜通しイビキをしていたらしい。


本当なら早めに起こして、御飯を食べさせ、

ワイフが翔を車に乗せてやってくるはずだったのだが、

とても眠いらしく、なかなか起きないので、寝かせたまま迎えにきた。

そのままワイフは会社に行き、川地は車で帰宅した。


もう、7時30分を回ろうというのに、まだ、寝ていた。

無理やり起こすと何とか起きたが、いつもと様子が違う。

全く元気がない。笑わせてもニコッとするだけだ。


何とか朝食を与えて、保育園に連れて行った。

いつもの様にSちゃんが熱烈歓迎をしてくれたが、

今日は連れないのではなく、クテクテに力が抜けて

構ってられないといった感じだ。



園長先生に翔が発作を起こしてお騒がせしたことのお詫びと、

お世話をしてくださった先生方のお礼にお土産を渡そうとしたが、

受け取ってもらえなかった。


昨今は、公務員が品物を受け取ることはいけないと

役所から厳しい通達が出ているらしい。

そのことはある程度知っていたが、今回は人命救助であり、

全く別物ではないかと思う。


親として人として、御礼をするのは当たり前ではないだろうか?

なんでも規則で一律にダメというのは

役所が過敏になりすぎているのではないかと思う。



帰宅後、一時間ほどして、お昼前に保育園から電話がかかってきた。

どうやら体温が37.7℃にもなり、元気も全くないらしい。



慌てて保育園に駆けつけると、丁度御飯を食べ始めたところだった。

相変わらず、いらないとごねていた。

パパの姿を発見すると態度が急変し、大騒ぎだ。

折角だからそのままパパが食べさせてから帰ることにした。


それまでの食欲不振とは打って変わって、パクパク食べる食べる。

とても、病人とは思えない。クラスメイトより早く全部食べてしまった。

おいおい、本当に調子が悪いのか?



帰宅したら直ぐに寝た。

2時間ほど寝て目が覚め、再び2時間ほど寝た。

二度目はなかなか寝ないので、添い寝をしてあげたが、

イビキをかいて寝ているので、そっとベッドから離れると目を覚まし、

また添い寝をするといったような繰り返しだった。


いつもより少な目だが夕御飯も全部食べて、食欲もまずまずだ。

機嫌は必ずしも良いとは言えなかったが、

体温も下がって、元気も出てきていた。


明日は、忙しい日だ。何とか回復して欲しい。 (~_~;)