エールを送りたい | 見えない翼

見えない翼

私達は誰もが夢に向って翔る“見えない翼”を持っています。しかし、多くの人々が夢を追う事を諦め、翔る事をいつしか忘れて・・・。
そんな世の中にあって、パラグライダーの世界一へ挑戦し続ける父と重度の障害を持ちながらも懸命に生きようとする息子の奮闘日記です。

<吉野川カップ 四日目> くもり 時々 晴れ のち 雨

早朝のレーダーには、大きな雨雲が四国の西に迫っていた。

オーガナイザーは、早急にキャンセルを決め、表彰式を行った。

この大会のJリーグでもF1でも、上位は塾生が占めた。

最近の塾生の活躍は、川地にとって、とても誇らしい。


これでこそ、塾を開催してきた甲斐があると言うものだ。

今後も塾生同志で切磋琢磨して、もっと上のレベルを目指してほしい。




さて、今回は主にオーガナイザーに対するコメントを多く書いたが、

心から選手権の実現を願っているからこそ、足りない部分を述べたのだ。


お世辞で「良かったですね!」などと

言っていたら何も変わらないと思ったからだ。

というか、今大会、課題が多過ぎである。

気が付いた所、改善点を上げていたのでは切がない。

それ程、お粗末だったと言える。

(昨年はもっと、ずっと良かった)


この状態では、アジア選手権どころか、国内大会ですら危ぶまれる。

主催者は、心底、危機を感じてほしい。

パラ業界は本当に狭いので、今回の大会の様子は、

川地がブログに書かなくても、瞬く間に全国に広がるだろう。

インターネットがそれを可能にした。現代はそういう時代である。


川地は韓国で開催されたアジア選手権に参加して、

その素晴らしいオーガナイズを見てきただけに、

とても知り合いの外人選手に声をかけれない状況である。

現時点では韓国とは雲泥の差である。


大会主催者が単にアジア選手権と言う肩書きを得るためではなく、

地域のため、エリアのため、業界のために開催する事を目的とするなら、

本気で、しにもの狂いで取り組んでほしい。

もう3年いや2年しかない。残された時間はあとほんの僅かなのだから。




最後に、今回あえて評価や批判を書いたが、

過去のブログを見てもらえば分かるように、

川地は、本来、このような執筆を好まない。

それでもあえて書いたのは、川地なりのエールと受け取ってほしい。


心からアジア選手権の成功を祈りいたします。 m(__)m