送迎車が足らない | 見えない翼

見えない翼

私達は誰もが夢に向って翔る“見えない翼”を持っています。しかし、多くの人々が夢を追う事を諦め、翔る事をいつしか忘れて・・・。
そんな世の中にあって、パラグライダーの世界一へ挑戦し続ける父と重度の障害を持ちながらも懸命に生きようとする息子の奮闘日記です。

<吉野川カップ 二日目> 晴れ DASH!

大会中最もコンディションが良いと思われた日だったが、

正午頃には強風になってしまった。

コンペ機だけだったら競技は出来たかもしれないが、

F1の下位クラスのグライダーが飛ぶには危険だった。

結局、夕方まで風が止まず、競技はキャンセルされた。



しかし、たらればを言えば、

もっと早く全員がテイクオフ(離陸)場に上がって、

午前中の早い時間に競技を開始していれば、成立したかもしれない。


実は前日していた人手不足の心配が的中した。

送迎車が足らず、川地を含めた選手10名程がバスに乗り切れず

大会本部前に取り残されたのだ。

参加人数、バスの乗車人数、ワンボックス車の数から

配車の段取りが容易に想像がつくはずだが・・・、なんともお粗末だ。


テイクオフ(離陸)場を往復するには、最低でも1時間はかかるので、

次便がテイクオフ(離陸)場に到着したのは、11時を大きく回っていた。

そして、この時点で、すでに強風になっていた。


この日の夜のパーティーには、県議さんも駆けつけた。

地元の市町村の職員の方々とも話す機会があった。

皆さんともて前向きな話しをされて、

協力を惜しまない姿勢をしめしてくださった。


では、今大会のこの現状は何が原因なのだろうか?

大きな疑問が残った一日だった。