明暗クッキリ | 見えない翼

見えない翼

私達は誰もが夢に向って翔る“見えない翼”を持っています。しかし、多くの人々が夢を追う事を諦め、翔る事をいつしか忘れて・・・。
そんな世の中にあって、パラグライダーの世界一へ挑戦し続ける父と重度の障害を持ちながらも懸命に生きようとする息子の奮闘日記です。

<吉野川カップ 一日目> 雨 のち くもり のち 晴れ

この大会は、JリーグとF1併催であり、カテゴリー2の大会であり、

将来、アジア選手権を開催する事を目標にした大会である。


川地としては、海外の大会に出場する際にセレクション・リストの

上の方に来るために、この大会の上位に入賞してポイントが欲しかった。

しかし、昨今の川地のモチベーションで勝てるほど、

世の中、そして、自然は甘くは無い。


既に発表された大会成績をご存知の方は、

結果が全てを物語っている事を知っているだろう。



川地が大会に参加した訳には、

興味を引く事象がこの大会にはあったからだ。

それは、先に述べた 『 アジア選手権 』 の開催である。


現在の川地の活動の一環として

『 エリアと地域の協力関係 』 を手助けする活動があるが、

川地の興味をおおいに引くこと、この上ない。


このクラスの国際大会を開催するには、

エリアのクラブ、スクールの力だけでは不可能だ。

地元の理解と協力が絶対に必要だ。

今回は、そう言った観点からの切り口で書いてみた。


以前から参加している選手の話では、

毎年、ボランティアや地元民の協力が減って、

協力関係が希薄になっているようだ。


いやむしろ川地は悪化しているようにも感じられた。

協力をして欲しいというような話すら無かったと、

憤慨している地元の方がいたからだ。


どういう経緯があるかは川地の知るところではないが、

良好な関係を築いている九州のエリアを見てきた直後なだけに、

明暗クッキリで、温度差は相当なものだった。

(雰囲気が悪いと感じたのは、私だけだろうか?)



また、大会スタッフも昨年より明らかに減っており、

選手と一緒に休暇を過すために付いて来た奥様に

業務を手伝ってもらわないと、大会が滞ってしまうような

運営や体制とは如何なものか?


それでいて、昨年よりエントリーフィーが上がっているから、

選手の中に不満が燻り、愚痴を漏らす者が大勢いても仕方が無い。

これでは、参加選手さえも減らしてしまうだろう。



明日以降のスタッフの頑張りに期待したい。