<ワールドカップ前日>
今日は、勉強の為に 『 渡良瀬バルーンレース 』 の見学に行く。
現地で塾生数名と会う予定だ。
チェコチームは、日光へ観光に行きたい様なので、
一緒に見学した後に、栃木駅で降ろす事になった。
イベントの規模(観客動員数)は、 『 たこたこあがれ 』 とほぼ同等だった。
1日だけでなく、2日~3日開催すれば、延べ2万人の動員数になるだろう。
勿論、バルーンレースの組織力、企画力は数段上で、見習うべきことは多い。
『 たこたこあがれ 』 はまだ発展途上なのだ。
バルーンレースのように『 HONDA 』のようなビッグ・スポンサーが付けば
もっと魅力的な企画も可能になるだろう。
見学に行って良かったと思う。
川地のやって来た事に間違いがなかったと、自信が付いた。
さて、チェコチームは、日光だけでなく、
一週間早く入国して、大阪や京都の観光や、富士山の登頂をしてきたらしい。
だから、もう電車の乗り継ぎはお手のもんだ。
川地は栃木駅まで送り届けた後、
『 大平 』 というエリアで飛ぶ事にしていた。
コンディションが良ければ、イベント会場まで飛んで行こうと思っていたのだ。
勿論、大会主催者には了解を取っている。
ただし、時間は12:30から13:00と極限られたものだ。
今日の大平のコンディションは平均以上に良かったようだ。
天気予報が非常に悪かっただけに、エリアの人も驚いていた。
クラブコンペをしていたので、集まった人も多く、とても賑やかだった。
最初は渡良瀬に向かうつもりで居たが、
雲の出来方が変わり、南東から違う空気が入ってきた事を告げた。
こうなると飛んで行く事は非常に難しいだろう。
計画を変更して、宇都宮がある北に向かうことにした。
残念ながら直ぐ近くに下りてしまったが、
一緒に飛んでいたUさんは、唯一生き残り宇都宮まで飛んで行った。
完全なフォローではなく、むしろサイド気味の風にも関わらず、
到達したフライトは、アッパレである。
川地は悔しさもあったが、とにかく明日に備えて、
空中で試して調べた事を、降りて直ぐにチューニングに反映した。
夜も、計器のチェックをして使い方を復習していた。
いつも、直前にバタバタしているが大丈夫かな?と思いつつ・・・。
そして、この予感が見事的中する事になる。