川地塾in北関東EX 第一回 1日目 | 見えない翼

見えない翼

私達は誰もが夢に向って翔る“見えない翼”を持っています。しかし、多くの人々が夢を追う事を諦め、翔る事をいつしか忘れて・・・。
そんな世の中にあって、パラグライダーの世界一へ挑戦し続ける父と重度の障害を持ちながらも懸命に生きようとする息子の奮闘日記です。

<お仕事> くもり 時々 晴れ

朝は晴れているが夜には崩れるだろう。

また、二個玉の高気圧なので高層雲が張りやすいが、

気温減率も良く、風向きは南なので充分にフライト可能だ。

今年も新しい塾生が増えて、北関東地区は大盛況だ。

宿泊施設を確保するだけでも、大変だ。

いつもの時間に家を出たのだが、

東名高速の用賀ICと首都高速の箱崎IC付近で事故が発生して、

早朝から大渋滞して、全く動かない。

仕方なく、環八で北上し、外環に乗ったのだが、

皆、考える事は一緒なのか? これまた大渋滞!?

結局、足尾に到着したのは、予定よりも一時間も遅い

“09:30” になってからだった。

予め、テイクオフ(離陸)場を集合場所にしておいたので、

塾生は丁度、到着したところだった。

川地は腰の調子が万全ではなかったので、上がるか?迷ったが、

塾生からの要望があったので、飛ぶ事にした。

スクール生ですらソアリングをしているので、

コンディションは明らかに良くなっていて、

早くテイクオフするように発破をかけたのだが、

相変わらず遅い。

川地が一時間後にやっとテイクオフ場に到着した時に、

まだ半数の塾生が順番待ちをしていた。

川地を待たなくても良いと言っておいたのに、

何をしていたのだろうか? (-_-;)

そして、やっとテイクオフ(離陸)!

しかし、丁度この頃から高層雲が張り出して、渋くなり、

降りてしまう人が続出! 最悪のパターンだ!!

塾生に限った事ではない、多くのパイロットがコンディション、

『 自然のリズム 』 の読みが “ あまい ”

これが出来るようになるだけで、新品のパラグライダーでなくても、

最新型のバリオを持っていなくても、

充分に素晴らしいフライトが出来るはずなのに・・・。