<保育園>
急遽早朝に 矢野(大学時代の同窓生) に鍼治療をしてもらう事になった。
卒業後は、共にサラリーマンになったが、
今では、お互いに独自の道を歩んでいる。
そして、彼は鍼の道を極め 「 プラットフォームボディケア 」 を
大手町の一角に開業するまでになった。
川地は以前からピンチになった時に、何度か治療をしてもらっている。
昨年の暮れに、ぎっくり腰になって大ピンチの時も彼に助けられた。
川地の腰の筋肉の緊張を取る事が可能なら、
翔の内転筋の緊張を取る事は出来ないだろうか?
彼に聞く前から答えはある程度予測できたが、それでも聞いてみた。
やっぱり無理だった。
翔の緊張は、筋肉それ自体によって引き起こされたものではなく、
脳の障害によるものだからだ。
つまり、脳の発育が進み、偶発的な出来事に寄って、
改善されない限り、緊張は取れないのである。
もしくは、外科的な手術によって、
緊張を引き起こしている筋肉を力が出ないようにするしかないのである。
その出ないようにする方法が何通りも有って、悩むところなのだ。
結局、最終的に選ぶのは親の川地ということになる。
少しでも多くの情報を入手して、最良の方法を選ぶようにしなければ・・・。