川地塾in南関東EX 第三回 1日目 と J Cup | 見えない翼

見えない翼

私達は誰もが夢に向って翔る“見えない翼”を持っています。しかし、多くの人々が夢を追う事を諦め、翔る事をいつしか忘れて・・・。
そんな世の中にあって、パラグライダーの世界一へ挑戦し続ける父と重度の障害を持ちながらも懸命に生きようとする息子の奮闘日記です。

<お仕事> 晴れ 時々 くもり

今回の 『 J Cup 』 は、ラッキーな事に、

直前にイベントとのジョイントが決定した。


朝霧アリーナで開催されている 『 たこたこあがれin富士山 』 という

イベントの会場に皆で飛んでいって降ろし、

盛り上げようという手はずになった。



凧の八兵衛


久しぶりに良好なコンディションが予測できるので、

パラグライダーの競技種目は、 『 ゴール・レース 』 にした。

空中で待機をして、一斉にスタートし、決められたコースを周回して、

一番早くゴールしたパイロットが一番という、単純な明快な競技だ。


一方塾では、JCupでのフライトを元に、
良かった所や改善点,今後のトレーニング方法をアドバイスする。
主に現役二年生以上やOBを主な対象にした。

一年生は、勿論、JCupに参加してもOKだが、

まだ同時に幾つもの事が出来ないようなので、
センターリングをひたすら磨く事に専念するように指示した。


塾では川地が見ていてアドバイスを与えたり、
直接何かを教えるから上達すると思っている方が多いようだ。
しかし、上達する真の理由はそれではないのだ。

飛びながら色々な会話をする事。
目標を決めて飛んで行く事。
降りた後に今日の飛びについて語り合う事。

タスクを決めて飛ぶ事から派生する様々な事、
全てが 『 フィードバック 』 に繋がる事になるのだ。
グループでテーマに取り組む事が上達の原動力であり、
川地が教えたテクニックやアドバイスなど起爆剤でしかないのだ。


今回の塾&JCupに
「教えてもらおう!」 ではなく、
「捕らえたい!得たい!」 と思って参加した塾生は、
目に見えない、メモにも残らない、
でも、大きな収穫があったはずである。