労働奉仕 | 見えない翼

見えない翼

私達は誰もが夢に向って翔る“見えない翼”を持っています。しかし、多くの人々が夢を追う事を諦め、翔る事をいつしか忘れて・・・。
そんな世の中にあって、パラグライダーの世界一へ挑戦し続ける父と重度の障害を持ちながらも懸命に生きようとする息子の奮闘日記です。

<保育園> 晴れ

今日は、保育園に翔を送り届けてから、

久しぶりにホームエリアである “ 丹沢 ” に出向き、

エリア整備の手伝いをする予定だ。

足を運ぶのは、何年ぶりだろうか?


自宅から最も近いエリアではあるが、

週末は必ずお仕事があり、何処か他のエリアに行っている。

所謂、フリーフライトというものをここ数年していないのだ。

ある意味、純粋に自分のスキル(技量)アップのフライトを

していないといえる。



例えば、ウエイトトレーニングの場合、

自分が余裕で持ち上げる事ができる重さを、

そこそこ汗をかく程度に持ち上げていても、

脂肪燃焼にはなっても、筋肉にはならない。


もちげれるかどうかギリギリの重量を数回持ち上げ、

もう上げれないという状態から更に持ち上げる。

そこからが本当に “ 使える筋肉 ” になるのだ。



フライトにおけるテイクオフ(離陸)時期一つとっても全く同じである。

誰でも上がるような条件になってから、

テイクオフ(離陸)していては、上手くなるはずが無い。


スクールを卒業したての頃は、

条件が整ってから出て、フライト時間を稼ぐ必要があるが、

パイロットとして充分な経験を積んだ方が、

ぶっ飛ぶのは嫌だからとか、楽して上がりたいとか、

自分を甘やかしていて、それでいて“上手くなりたい”というのは、

ケーキやパフェを食べながら、ビールのジョッキをお代わりしながら、

ナイス・ボディになりたいと言っているようなものである。


はっきり言って、冗談として笑い飛ばすしかない。

本当に上手くなりたいのであれば、

それなりのことをしなければならない。

川地もトレーニングしなければ、勝てない。

最近、痛切に感じる今日この頃である。



本題とは大きく離れてしまったが、

そんな慌しい朝に限って、翔お坊ちゃまはご機嫌斜めで、

朝食はいらないと言ってなかなか食べないし、

オシッコも出ないと言い張って駄々をこねている。

そんなはずは無いのに・・・。 (-"-;A


そんなこんなで、大幅に遅くなってしまった。

丹沢に着いたのは、10時半。

それから山に登って、整備作業に加われたのは11時頃だった。


川地が丹沢で修行していた頃、

社会でも丹沢でもバリバリだった方々も、今では現役を引退され、

楽しむ生き方(生活&飛行)をされているようだ。

そんな平日に自由に時間が作れる方々が、

エリアの整備に精を出していた。


川地を育ててくれたエリアなので、

これからも出来るだけ協力をしていきたいと思っている。

今日中に筋肉痛が起きているので、まだ川地も若い方かな? (^^ゞ



R246は渋滞していて、間に合いそうに無いので、

ヤビツ峠から宮ケ瀬に抜けて、相模川経由で帰った。

翔のお迎えは、何とかギリギリ間に合う事ができた。 (*^^)v