スペインツアーVol.08 マドリッド観光 | 見えない翼

見えない翼

私達は誰もが夢に向って翔る“見えない翼”を持っています。しかし、多くの人々が夢を追う事を諦め、翔る事をいつしか忘れて・・・。
そんな世の中にあって、パラグライダーの世界一へ挑戦し続ける父と重度の障害を持ちながらも懸命に生きようとする息子の奮闘日記です。

<ツアー 七日目> 晴れ
今日は一部のお客様が帰る日だ。
T村さんは、朝一番の便、
I垣さんはマドリッドに用事が有るので、
川地が小型のレンタカーで3時に出発した。


川地は前日夜遅くまでパッキングをしたり、
皆の写真をダウンロードしたりしていたので、
一睡もしていなかった。
空港に到着する頃には流石にフラフラになった。


T村さんを降ろして見送った後、
警察官が駐車にうるさいので留守番している間、
変わりにI垣夫妻が出国ゲートまで見送ってくださった。
川地は申し訳ないが、車の中で爆睡した。


この後、I垣夫妻をマドリッドまで送り届けて、
他のお客様と合流するために、もう一度空港まで戻ってきた。
この後、エディーは大型レンタカーでフランスまで帰る。
我々は空港のロッカーに荷物を預けて、
タクシーでプラド美術館へ出かけた。


この美術館にはワイフと一度行った事があるが、
どうやら展示されている絵画は少しずつ変えられるらしい。、
見覚えの無い絵が多数あったし、ピカソ展も開催されていたので、
充分楽しむことが出来た。


川地とW辺さんは、この後今日中にバルセロナへ行く予定で、
列車の時刻が迫っていたので、皆さんとはここでお別れした。
後でよく考えれば、荷物を空港に取りに戻らなければならないので、
駅のロッカーに預ければ良かったと後悔した。


列車には何とか無事に乗ることが出来たが、入口を間違えたり、
ホームが変わっていたりしたので乗り間違えそうになったりと、
もう少しでやらかしてしまう所だった。


マドリッド駅

カメラ マドリッドのAtocha(アトーチャ)駅


バルセロナには予定通りに到着したら、
速攻でタクシーに乗り込み、ホテルに逃げ込んだ。
パラグライダーザック担ぎ、大きな旅行鞄を
ガラガラ音を立てて歩いていたら、正に
『カモが葱背負って歩いている』ようなものである。


幸い、ホテルの近くにレストラン街があり、
そこで、腹一杯食べた。W辺様ご馳走さまでした。
勿論、オーダーは“シーフード・パエリア”である。
ホテルに帰り、直ぐに寝たのは言うまでも無い。