<ツアー 八日目> バルセロナ観光
今日はバルセロナ観光の日だ。
建築関係の仕事をされているW辺さんの達ての希望である
ガウディーの代表作『サクラダファミリア』を見るためである。
川地はバルセロナに何度か訪れた事の有るので、
観光案内を引き受ける事にしたのだ。
過去に川地がワイフと行った時は、
時間的な制約あったので中には入らなかった。
その頃と比べると南側の建設が進んでいて、
一回り大きくなっていたが、まだ途中のようだ。
SagradaFamilia (サクラダファミリア) 大きくて全部写りません
外を一回りして外観を楽しんでから中に入ったが、
中もまだまだ建設中で、高さが100mもありそうな天井まで
足場が組まれていた。
塔には上がる事ができて、エレベーターで昇り、歩いて降りてくる
地下には博物館があり、設計思想や工法,技法が
模型などで説明されていた。
これに、W辺さんの専門知識による解説が
加わったのでとても分かり易かった。
完成予想図を見ると、まだ半分程しか完成しておらず、
今出来ている12個の塔を遥かにしのぐ巨大な塔が
中央に建設され、天辺には巨大な十字架が建てられるらしい。
多分、川地が生きている間に見ることは叶わないだろう。
充分にサクラダファミリアを堪能した後も
それ以外のガウディーの建造物(病院や公園)を観光した。
病院
夕方頃、ランブラス通りに行った。
似顔絵を描く者、ペイントする者、踊る者、
芸を見せる者、銅像の真似をする者
ここには、様々な芸術家や大道芸人が集う。
大道芸人
似顔絵
その中でも『スプレー絵画』が川地の目的だった。
過去にここを訪れた時にその鮮やかなテクニックに驚き、
数枚を買って帰ったのだ。
今回、これをしている人は一人しか居なかったが、
その鮮やかなスプレー捌きをビデオに収める事ができた。
家に有る物とは違う色合いの絵を二枚購入した。
よく見ると作風は同じだが構図が微妙に違うようだ。
(後日、家に帰ってサインを比べたら、違っていた)
夕食は長蛇の列が出来るレストランをW辺さんに紹介した。
海外では日本のように行列ができる事はとても珍しい。
まして、この店はメイン通りから少し奥まった所にあり、
知っている人でなければ、行く事はない。
今日も美味しい料理をご馳走になり、
良い夢を見ることが出来た。