<海外遠征> スロベニアに到着
パリ経由でSLOVENIJE(スロベニア)に
10時頃に到着した。
2006/09/01飛行機内から撮影 Kobaridのエリア
そこからバスで首都の駅にあるバスステーションへ行き、
Tolmin(トルミン)経由のKobarid(コバリド)行きのバスに乗る。
当初は、トルミンでの開催予定だったが、エリアのテイクオフ(離陸)場や
ランディング(着陸)場の都合でコバリドに変更されたのだ。
田舎のバス道中なのに、若者(10代)が頻繁に乗り降りした。
しかも妙に大勢のグループが・・・?
学校の帰りにしては12時は早すぎるような気がするし、
どうも様子が違う??
騒がしくなっては、静かになるという車内で、
そんな疑問を抱きつつ、ウトウトしながらバスに揺られる事、
約2時間半、トルミンに着いた。
以前に来た時とそれ程変わったところは無い。
川も山も街もきれいだ。
東欧系の女性は、何だかみな美人に見えるのは川地の気のせいだろうか?
トルミンで、運転士が休憩を取った。
バスを降りて見上げると、
山にはパラグライダーが多数ソアリングしていた。
後で聞いた話では、最近は天気が悪く全く飛べていなかったが、
昨日からやっと飛べるようになったきたらしい。
「やったぞ! 今週は晴れの周期だ!!」
20分程の休憩でコバリドに向けて出発した。
隣の街だが約30分かかった。
街に降り立って、まず食事だ。
機内食以外に、食べ物は愚か、飲み物も飲んでいない。
何だか時間的な余裕が無かったのだ。
バス停の直ぐ側にピザ・レストランがあった。
席に着こうとキャノピーを降ろしていると、
「カワチ!」と私の名前を呼ぶ聞き覚えがある声がした。
振り返ると、トルステン(UPデザイナー兼パイロット)が
彼女と同伴で歩いて来た。彼らも正に、今、到着したようだ。
「久しぶり!」と挨拶を交わし、堅い握手をした。
その後彼女を紹介してくれた。
彼女は会った事があったと思うが、
「はじめまして、お会いできて光栄です。」と言った。
ここで、「以前お会いしませんでしたか?」などと言ってはいけない。
もし、違う彼女だったら大変な事になるからだ。 (^^ゞ
「こちらこそ!はじめまして」と微笑んで席に座った。
ここで、思わぬ話が持ち上がった。
今回、川地は機体が間に合わず、Targa2で出場する事を知ると、
丁度、明日、『Targa3プロト(??バージョン)MLサイズ』
最終テストが終わるので、それに乗ったらどうだというのだ。
勿論、願ったり叶ったりだ。
二つ返事でOKした。
しばし情報交換をした後、
彼らは宿泊するアパートを探すために立ち去った。
川地は昼食抜きの空腹を満たすため、
巨大ピザを一人でたいらげた。
食事を済まして落ち着いてから、今度は大会本部を探そうと考えた。
「しまった!さっき食事をする前にトルステンに聞いておけばよかった!」
と思っていると、顔見知りのパイロットが歩いてきた。
「やあ!久しぶり!!」(でも、名前は覚えていない (^^ゞ )
しばしありきたりの話をした後、
やはり、宿を探しているという話になった。
彼もトルミンからコバリドに宿泊地を移動したいようだが、
なかなか安い宿が見つからないそうだ。
大会本部に行って情報収集しようということになり、
川地もレンタカーに乗せて行ってもらえることになった。
ラッキー!!
今日は何だかトントン拍子に事が進むなぁ?
何処かに落とし穴が無ければよいが・・・、
などと、余りにも運が良いとネガティブな事を考えてしまう。
オーガナイザーが宿まで送ってくれるそうなので
大会本部でBlogにアップする記事を書いて待っていた。
でも、しばらくしたら・・・、送迎バンが故障したらしい。 (-_-;)
大会スタッフが代車を用意して、宿まで送ってくれた。
どうやら宿で従業員の仕事もしているらしい。
夜遅くになって、上山選手も到着した。
さあ明日はいよいよ『Targa3』に乗るぞ!