水族館 | 見えない翼

見えない翼

私達は誰もが夢に向って翔る“見えない翼”を持っています。しかし、多くの人々が夢を追う事を諦め、翔る事をいつしか忘れて・・・。
そんな世の中にあって、パラグライダーの世界一へ挑戦し続ける父と重度の障害を持ちながらも懸命に生きようとする息子の奮闘日記です。

<実家>

今日は前もって予定をしていた“何処か”へ遊びに行く日だ。


遊園地は翔が喜びそうな乗物がいっぱい有るが、

暑い中待っていたら熱中症になってしまう。


動物園は最近やっと動物に興味を示しだしたので連れて行きたいが、

やはり、炎天下を連れて歩くわけには行かない。


水族館は建物内を移動するし、冷房もされているだろうから、

熱中症の心配もないし、涼しい所で休憩も出来るだろう。


ということで、

名古屋港水族館 』 に行く事にした。


水族館が所有する身障者用駐車場は小さく、

6台程しか止められないので、離れた所に有る臨時駐車場に停めて、

シャトルバスに乗ろうとしたら車椅子は駄目だと言われてしまった。


しかたなく水族館近くの有料駐車場に行くと、

身障者スペースは空いていたが、

二時間は費やすであろう長蛇の列に並ぶように言われた。

スペースは空いているので、

列の途中から入れてもらっても良いのではないか?


これはとても理不尽な話だ。

長蛇の列に並んでいる方々は、臨時駐車場が有るにも関わらず、

水族館や遊園地の近くに停めたいから並んでいるのだ。

だが、我々は臨時駐車場に停める事はできない。


何とかごねて入れてもらった。



さて、いよいよシャチやイルカとご対面だ!

館内に入ると、“青く、大きな”水槽が目に飛び込んできた。

シャチとイルカが入った水槽とイルカが6匹入った水槽だ。


“青い”という印象とは裏腹に、館内は暑かった。

珍しく翔も少し汗をかいていた。


きっと入り口から近いことや、

大きな水槽と名物の大きなシャチに圧倒されて、

大勢の人が「お~!!」と声を発生して、

足を止めて溜まっているからだろう。


しかし、翔は相変わらず無関心・・・!?

でも、ないらしい。

騒ぎはしないものの、

目ではシャチやイルカを追っている。 フグ (@Д@)

随分と進歩したものだ。 (*^ー^)


その後、ショー会場の観覧席の下層階にある

プール水面下を見ることが出来る席でシャチの演技を見たり、

観覧席でイルカのショーを見た。


随分疲れたようなので、その他のコーナーは軽く流して、

ペンギンもササッと見て、帰途に着いた。



夕飯は実家の近くの中華料理チェーン店で食事をしたが、

余り食べようとしない。元気は良いのだが・・・。 (-_-;)

店がうるさいのか? 夏バテか?


食べさせようとすると、ハッキリと“NO!!”のサインをする。

仕方ないので残したご飯をタッパにつめて帰ることにした。

家でも食べない??


どうも様子がおかしいので、体温を測ったら

“38.4℃”もあった。緊急事態発生。 !(´Д`;)

困った。 (°Д°;≡°Д°;)