川地塾in北海道EX 第三回 1日目 | 見えない翼

見えない翼

私達は誰もが夢に向って翔る“見えない翼”を持っています。しかし、多くの人々が夢を追う事を諦め、翔る事をいつしか忘れて・・・。
そんな世の中にあって、パラグライダーの世界一へ挑戦し続ける父と重度の障害を持ちながらも懸命に生きようとする息子の奮闘日記です。

<お仕事>

天気予報は初めは晴れだったのに、ドンドン悪い方に変わっていった。
出発前には、曇りに変わっていた。
それでも風向きだけはまだましだったはずが・・・。


目を覚ますとズ~ンと低く垂れ込めた雲が出迎えた。
インターネットで情報を収集しても、
雲底が上がる望みは極めて低い。


午前中に一度雲底が上がり、ルスツで飛べそうになったので、
急遽移動をしたが、到着する頃には雲底が下がり、飛べなくなっていた。

諦めて、ニセコに引き返し、座学を行なった。


それでも、今までの川地塾は夕方頃に晴れ間が来て飛べたので、
塾生は、皆さん、気長に待ってくれた。

しかし、流石に16時を回っても、変化の兆しは無く、

全員が飛ばない事で一致した。


前回のフライトのGPSデータの解析やバリオの設定、

ボイス・レコードによるトレーニングなど、今回も内容の濃い講義となった。


夜は、御馴染みのO野邸でお好み焼きをした。

直径40cmはありそうな大きなボールに山ほどあったネタは、

2時間後には完売していた。