<保育園>
これまで、翔は小さな物や食べ物には興味を示さなかった。
バナナやパンなどを目の前に置いても、全く手を出そうとはしなかった。
ましてやビー玉とかクリップなどを口の中に入れる事は絶対に無いと言える。
ところが、ここにきて変化が表れた。
療育の時間では、ビー玉より少し大きいぐらいの
“キラキラ光るブロック”を手にとってマジマジと見たり、
バナナの皮を少しだけ剥いて差し出すと、皮を握って剥いたり、
朝食の蒸しパンを千切って渡すと、それを握って口まで運ぼうとしたりした。
(゜∀゜)!!おぉ!?
食べ物を口に運ぼうとしたのは、初めてではないだろうか?
これまで食べ物と言えば、
どんなにそれまで食べていた物でも、ポイと捨てていたから、
もの凄い心境の変化? 進歩?である。
今日も一日何事もなく、お坊ちゃまは大はしゃぎをして寝た。
ワイフと翔の進歩について話していたその時
寝室から翔の呻き声がしたっ!
「ハッヴ~、アィブウゥゥゥ~」
何事だ
また、発作を起こしたのか・・・。
ワイフが笑いながら寝室から出てきた。
最近寝相の悪い翔は、寝返りをしているうちに
手がベッドの柵の間に入ってしまい、取れなくなってしまったようだ。
起きていれば直ぐに外せるが、眠っているので外れず、
悪い夢を見てうなされていた様だ。 Oo。。( ̄¬ ̄*)/|~|~|~|~|
手を外してあげると穏やかな表情になって、
何事もなかったようにスヤスヤと寝続けたそうだ。 ヽ(*・ω・)ノ ヽ(・ω・*)ノ