クボッチーキャンプ スペシャルコース 第一回 3日目 | 見えない翼

見えない翼

私達は誰もが夢に向って翔る“見えない翼”を持っています。しかし、多くの人々が夢を追う事を諦め、翔る事をいつしか忘れて・・・。
そんな世の中にあって、パラグライダーの世界一へ挑戦し続ける父と重度の障害を持ちながらも懸命に生きようとする息子の奮闘日記です。

<お仕事>
昨晩はもの凄い風が吹いていた。
寝泊りしているSSAの教室の外壁が取れかけて、
ダンダン、ダンダンとまるで、取立てがドアを叩いているかのようだった。


一夜明けても強風は止まず、晴れ間が見えるかもという予報にも裏切られ、
恒例となった“鳶の舞い(踊り)”による、
受講生たちの飛びたいという気持ちは、天に届かなかったようだ。


入校を決意し、申込書にサインをしてショップから出てきたお客さんが
訝(いぶか)しげに“鳶の舞い”を見ていた。
「もしかして、入校は誤り??」と思ったかも? (@_@;) 


今日は更に新しい受講生も増えて多人数になり、
とても賑やかな教室となった。

受講二日目の方々やベテランのパイロットにはメンタルテストをしてもらい、
今後の自分のトレーニングの取り組み方を理解してもらった。


夕方頃に風も弱くなり薄日がさしたので、
南西の風で飛べるエリアに移動しようとしたが、
移動している最中に再び雨になり、断念して引き返した。
残念ながら、今日も飛べずに終了した。


しかし、今後開催するスペシャルコースに継続して参加して頂ける事を
約束してもらえたので良かった。早速、カルテに記入してもらった。


明日は最終日の平日組を対象にしたセミナーを開催する。
何とか飛べるようになって欲しいものだ。