クボッチーキャンプ スペシャルコース 第一回 4日目 | 見えない翼

見えない翼

私達は誰もが夢に向って翔る“見えない翼”を持っています。しかし、多くの人々が夢を追う事を諦め、翔る事をいつしか忘れて・・・。
そんな世の中にあって、パラグライダーの世界一へ挑戦し続ける父と重度の障害を持ちながらも懸命に生きようとする息子の奮闘日記です。

<お仕事>
一夜明けて、青空が帰ってきた。
風も穏やかで、朝だけだと思うが南東の爽やかな風が吹いている。
あと一日ずれていれば・・・!
前回も同じような事を言っていたと思う。


上空は西風なので、大阪山?というエリアに移動して飛ぶ事になった。
平尾台から南に約10km程行った所にあるエリアで、
南西風に適したエリアだ。


テイクオフ(離陸)場には少し強めの風が吹いていたが、
危険な感じはなく、強弱は少なく安定していた。
受講生が次々にテイクオフしていき、
川地は無線によるアドバイスとビデオ撮影を同時に行なった。


その後一通り撮影が終わった所で、川地もテイクオフして、
今度は空中からアドバイスする事にした。
しばらく一緒にトレーニングフライトをした後に、
ほぼ同時に雲底(1150m)に付く事ができた。


平尾台にはワングライド(サーマルで上げ直しなし)で届く
ギリギリの高さになったので、ミニXCに出ることにした。
途中で一回でも200m位上げ直せば、絶対に届くはずである。


初めて平尾台まで飛んで来た人も居た、が、しかし、
世の中そう上手くはいかないものである。
XCに不慣れな人も居たので数名が途中に降りてしまった。
残念!!


それでも、皆、久しぶりのフライトでストレスを発散して、
晴れ晴れとした、清清しい良い表情をしていた。
また、飛んでいる間にみるみるセンターリングが良くなっていった。
講義やイメージトレーニングの成果が出ているようだった。


次回は、もっと大勢のパイロットをレベルアップさせたい。
土日が晴れてくれさえすれば可能なのだが・・・。