川地塾in北海道EX 第一回 2日目 | 見えない翼

見えない翼

私達は誰もが夢に向って翔る“見えない翼”を持っています。しかし、多くの人々が夢を追う事を諦め、翔る事をいつしか忘れて・・・。
そんな世の中にあって、パラグライダーの世界一へ挑戦し続ける父と重度の障害を持ちながらも懸命に生きようとする息子の奮闘日記です。

<お仕事>

川地塾では、川地が10個の事を知っていても、全てを教えたりはしない。

ヒントを与えて終了する。勿論、嫌がらせではない。

考えて、気付けば、回答を言いに来て、

当たっていれば、“・・・・・・・・・・・・・、正解!!”ということにしている。


学校の授業のように、受身の姿勢では上達スピードが遅いからだ。

「何故だろう?」

「どうやったら、もっと上手くなるのだろう?」

常に考えている事、常に探求している事、それが上達の加速に繋がる。


そして、

「こうしたい!」「ああしたい!」

という “ 夢 ” こそが、上達の原動力になる。


テクニック(技術)など知っても、上手くはならない。

“マスターする”とは、精神が伴なった時に初めて、そう言えるのである。



さて、今日はとても良いコンディションだぞ!

午前の比較的早い時間から積雲も出来ているし・・・。

でも、チョッと雲の流れは速いかな?


少しだけ説明をして、直ぐにテイクオフ(離陸)場に上がることにした。

先に上がった2年生が川地が指示したとおり、

今日のトレーニングメニューを相談している。


う~ん、チョッと時間かかり過ぎ・・・。 (~_~;)


大会で競技をするわけではないのだから、

危険に注意を払い、楽しいタスクを組めば良いのだが・・・。

どうも競技関係者が居ると本格的なタスクを考えてしまうようだ。 (;^_^A

競技に不慣れな人が「覚えられない!」と言っている。


何だか風も強くなってきているし、

早めにテイクオフした方が良い様な気がするな・・・?

中々決まらないので、川地がしきることにした。

準備を始めた時、爆風が入ってきた。

そして、その風は川地が帰るまでやむ事はなかった。

予報ではこれほど強くなるとは言っていおらず、

むしろ弱まるような予報だったのに・・・。

やはり、自然は怖いね!


テイクオフに一緒に上がってきていた。

地元のパイロットの方々向けに、“寺子屋”を開催した。

もし飛べれたら少し見てあげれたのに・・・、残念だった。

来年も開催したいけど、参加してくれるかな?