川地塾in北海道EX 第一回 1日目 | 見えない翼

見えない翼

私達は誰もが夢に向って翔る“見えない翼”を持っています。しかし、多くの人々が夢を追う事を諦め、翔る事をいつしか忘れて・・・。
そんな世の中にあって、パラグライダーの世界一へ挑戦し続ける父と重度の障害を持ちながらも懸命に生きようとする息子の奮闘日記です。

<お仕事>

北海道は二年目に入った。

新入生は入ったものの、遠方への転勤が多く

プライベートな理由の方も居て、塾生がだいぶ減ってしまった。


川地塾の採算は地域別に出しているわけではないので、

大丈夫なのだが、それでも、最も、遠い地域だけに痛手はある。


そんな塾に追い討ちをかけるように、今回も天気が悪い。

といっても、雨ではなく、晴れている、が強風なのだ。

う~ん、困った。 ( ̄_ ̄ i)


二年目からは、座学よりもやはり実践が大きなウエイトを占める。

一日をかけて、講義やハーネスのセッティングをした。

今日は終わろうかと思った、その時、

風が弱まったので急いでテイクオフ(離陸)場に上がった。


陽はまだ地平線の上にあったが、サーマルが発生しない高さだった。

それでも、リッジソアリングが出来そうなので飛んだ。

風向きが余りよくなく、10分も持たずに次々と降りて行った。

皆、明日に期待をした。