西遊記06 三加茂一日目 | 見えない翼

見えない翼

私達は誰もが夢に向って翔る“見えない翼”を持っています。しかし、多くの人々が夢を追う事を諦め、翔る事をいつしか忘れて・・・。
そんな世の中にあって、パラグライダーの世界一へ挑戦し続ける父と重度の障害を持ちながらも懸命に生きようとする息子の奮闘日記です。

<大会出場>

天気は最高! ビッグフライトを予感させる。

ただ、朝からランディング(着陸)場へ海方向から風が入っている。

このエリアは、午後になると必ず海風が入るので、

朝の時点でこれ程入っていると、チョッと心配だ。


競技はこの点を危惧して短めのタスクがに設定され、スピードランとなった。

スタートから多くの選手からマークされたが、

自分の飛びに徹する事にした。


「自然のリズム」を読み、

今日のコンディションの最高の部分を使いきれるようにスタートした。

もう少し、待っても良いような気もしたが、海風の事を考えると無難な所か?


スピードランといえど、主要な選手はほぼ同時にスタートしているので、

ゴールレースと余り変わりはなく、楽しいフライトが出来た。

この日は、トップのタイムだったが、

欲を言えば、あと5分は縮められたかな? 今の調子ではこんなものか?