身障者の駐車スペース | 見えない翼

見えない翼

私達は誰もが夢に向って翔る“見えない翼”を持っています。しかし、多くの人々が夢を追う事を諦め、翔る事をいつしか忘れて・・・。
そんな世の中にあって、パラグライダーの世界一へ挑戦し続ける父と重度の障害を持ちながらも懸命に生きようとする息子の奮闘日記です。

<お仕事->育児>

今日は雨だ。

第四回 2日目の受講希望者は居なかったので

塾は中止にして、午前中は営業活動をした。

そのかいあって、今年の冬に開催するエリアが一つ内定した。

後日、詳細を発表する事になるだろう。


翔にお昼を食べさせた後、帰宅の途についた。

本当は二時間ぐらい車の中でお昼寝をする予定だったが、

一時間ほどで目を覚ましてしまい。

ビデオを見せたが、一時間ほどで飽きてしまい、ずっとぐずっていた。


更に、土砂降りの雨が追い討ちを掛けた。

サービスエリアによって休憩したかったのだが、それも出来なかったのだ。


こういう時にこそ、車椅子を下ろして座席から移すために、

屋根のある身障者の駐車スペースに駐車したいのだが、

雨に濡れないからと、健常者が平気で駐車して休憩に行ってしまう。

停められないのだ。 (○`З´○)


川地がよく行く海外、例えば、ヨーロッパのフランスでは、

どんなに駐車場が満車になって混んでいようとも、

健常者は身障者の駐車スペースは停めようとしなかった。

今風の若者でも、である。

これを見るにつけ、根底に有る何か暖かい物を感じずには居られなかった。


それに引き換え、サービスエリアで見かけたある夫婦は、

身障者の駐車スペースに駐車した上で、子供を車内に残し、

外で平然とタバコをふかしていた。この夫婦が後世に残す物、

そして、そんな親の姿を見た子供の行く末が案じられた。


同時にこのような大人が多い世の中(日本)で、

翔は生きていけるのだろうかと心配になった。



東名高速が渋滞していたので、一時間以上もオーバーして帰宅した。

途中から、翔はあきれてすねていたが、ママを拾うと少し機嫌が直った。

勿論、夜はベッドに寝かせて数十秒で寝てしまった。 ぐぅぐぅシラー