翔の進歩15 悔しい思い | 見えない翼

見えない翼

私達は誰もが夢に向って翔る“見えない翼”を持っています。しかし、多くの人々が夢を追う事を諦め、翔る事をいつしか忘れて・・・。
そんな世の中にあって、パラグライダーの世界一へ挑戦し続ける父と重度の障害を持ちながらも懸命に生きようとする息子の奮闘日記です。

<保育園>

鼻水が少し出るが、すこぶる元気だ。

昨日、従姉妹が遊びに来ていた時に、

翔が玩具をかじっていたので取り上げた。


すると、今までに見せた事のないような表情をしたのだ。

そう怒っていたのだ。しかも取られて悔しいという気持ちが滲み出ていた。

目じりがつり上がり、眼光鋭く、睨み付けていたのだ。


その目は

「僕の玩具だぞ! 何するんだ!」と訴えていた。 


保育園の先生に聞いてみると、極稀に玩具の取り合いをしているらしい。

いつの間にか競争心と物欲が芽生えたのだろうか?

そして、気が付くと立派に自己主張するようになっていた。


やはり、集団生活をさせて良かった。 (^-^)